酒匂川まで往復 スタージェンムーン [箱根・熱海・真鶴・小田原方面]
<酒匂川橋梁>
8月に入りようやく梅雨明けしました。
太陽をまともに見たのは本当にいつ以来っていうくらいの感覚です。
長梅雨と自粛モードで疲労感も相当溜まっていたので、久しぶりに小田原までロードで繰り出しました。
真夏とはいえ今年は海水浴場閉鎖により茅ヶ崎ヘッドランド付近の人影はかなり少ない
でも数年前の台風等によりしばらく復旧工事中だったここから数百メートル東側のCR区間が復活してくれたのはとても嬉しい。
R134で湘南大橋を渡ります
真夏日までとはいかない気温でも、高温下でマスクしての有酸素運動なんて初めてのこと。。
いつものように相模川河口の渡り鳥をチェック
この日はウミネコ軍団が水浴び中
こちらは杭の上にいるカワウに対して羽を休めるスペースを確保するために飛んできたウミネコとの争奪戦。
さながら椅子取りゲームの様相です(笑)
しばし熾烈な争奪戦を観察してからR134を直進して大磯へ
花水川河口は程よい中州が出来上がっていて、先ほどとは異なり野鳥たちはのんびりとした雰囲気。
西湘BPの分岐を外れて大磯港まで走り、太平洋岸自転車道へ
太陽が眩しいサイクリングロード
この道もしばらく工事中だったけど、6月下旬に延伸工事が終わったそうです。
旧吉田邸付近のここから左側の道が延伸区間で新しく完成した橋
橋を渡ると西湘BP大磯西ICの横に出てそのまま青い自転車マークに従い進むと・・・
大磯プリンスホテル(大磯ロングビーチ)へと誘導され、最後はホテル正面をスルーしてから葛川沿いの道路に出て終了。。
ちなみにこの太平洋岸自転車道について改めて調べてみると、千葉県銚子市から和歌山市までの全長1400kmのうち、2020年3月までにその8割が完成し、神奈川県内では横須賀久里浜港から湯河原町まで105km区間のこの夏に完成となっています。
↑太平洋岸自転車道HPより
しかしながら105kmの全区間自動車の通行しない自転車専用道路(サイクリングロード)だけではなく、一般道も含まれる(ほとんどが一般道だと思います)ので車道走行時にはヘルメットを被るなどしたほうが良さそうです。
その後は炎天下のR1を快走して二宮~国府津へ
国府津手前では事故による大渋滞中だったので、静かな海沿いの道へ
国府津の海岸でひと休み
釣り人が50mピッチで竿を投げてました。
このあたりはいつ訪れても空いているので落ち着きます。
ひと息入れた後は、時折上空を通過する入道雲を見ながら西へ進みます。
酒匂川橋
ここでも少しだけバードウォッチング
獲物を狙うダイサギ
こちらはコサギ
中洲には大型のアオサギも
ここから酒匂川左岸を少し北上して東海道線の酒匂川橋梁へ
少し待つと、来春で引退する185系踊り子号(上り)
上り側線路で待ち構えていたら、まさかの下り線側からやってきたのでAF調整等が間に合わず残念ながら失敗作(笑)
箱根足柄方面から次第に雨雲が迫ってきたので、帰路に就きます。
気を取り直して国府津の丘へ移動し海を眺めてから下ろうとしたら、偶然にも貨物列車、東海道線、御殿場線がほぼ同時にやってきたのでとりあえず画角におさめました^^
国府津からは渋滞中のR1を回避してほぼ線路沿いのマイナールートを流します。
大磯~平塚まで戻り平塚港で小休止
湘南大橋
江の島と烏帽子岩
最後は相模湾上空に浮かぶ月を眺めてから帰宅
翌日の満月 「スタージェンムーン(チョウザメ月)」 (焦点距離1,350mmで撮影)
ネイティブアメリカンにとって、8月によく獲られたチョウザメ漁の最盛期だったことが名の由来だそうです。
ちょうど上がり始めで霧により赤みを帯びている時間帯の月というのもなかなか見ごたえがありました^^
またこの8月の満月は星座のみずがめ座付近に位置するので、みずがめ座満月とも言い、「改革」「決心」「これまでの考え方をガラッと変える」などという意味合いもあるそうです。
今年は世界的に新型コロナ禍、地震、水害、台風などが重なり、人類の歴史上大きな転換期を迎えていますし、この8月よりこれまでのニューノーマルがガラッと変わる大きな転換期の象徴となるのでしょうか。
■走行距離 71km
■消費カロリー 1,553kcal