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江の島 稚児ヶ淵からのマジックアワー [ポタリング]

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<江の島 稚児ヶ淵より富士山>


10月最後の週末は夕方から江の島ポタに繰り出しました。

今回は気分転換に江の島まで自転車で走り、徒歩で絶景ポイントの稚児ヶ淵と岩屋洞窟まで歩いてきました^^

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引地川河口のR134鵠沼橋より海沿いを走ります

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この日は風もなくとても穏やかな海

いつもはこの辺りでマジックアワーの写真を撮るのですが、今日は江の島の向かって右奥(島の南端)に見える稚児ヶ淵に向かいます。

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片瀬江ノ島駅に立ち寄ります。

2020年五輪前までに竜宮造りの神社仏閣の技法を取り入れて駅舎のリニューアル工事を実施中のようです。odakyuuhp.jpg

▲小田急電鉄HPより どのような雰囲気の駅舎になるか楽しみです。


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江の島弁天橋を渡って江の島に入ります。

この弁天橋は1964年東京オリンピックの時に江の島でヨット競技のために掛けられたコンクリート橋です

2020東京五輪では江の島はセーリング競技の会場となるので、それに向けて現在の2車線を3車線化する工事をしているそうです。

島に入り自転車を駐めて賑わう参道を歩きます。

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一年中いつ来ても多くの観光客で賑わってます

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やがて正面に江島神社の階段が現れますが、今日はここを右手の坂道を登ってショートカット

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島の高台より振り向くと見える片瀬海岸

だいぶ日も傾いてきました

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シーキャンドルの西側で岩屋に続く道に合流し、急な階段を登り奥津宮を経由したあとは急な階段を下って稚児ヶ淵に到着

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稚児ヶ淵はとても風光明媚な場所で、相模湾越しに見える富士山の絶景ポイントです^^

稚児ヶ淵の位置はこちら

特に断崖絶壁に囲まれた江の島のこのあたりの荒磯は鎌倉時代より修行の場とされていたようです。

江の島の最奥部でアクセスがとても長いのにもかかわらず、景色の良いここまで足を運ぶ観光客が絶えないというのも納得できます。(カップルがとても多いですが。。)

岩屋洞窟はこちら

やがてススキと相模湾の先の箱根方面に夕陽[晴れ]が沈みます。

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岩屋洞窟に続く岩屋橋の上にも夕陽に向かってカメラを構える大勢の人

西日に当たる岩肌も黄金色に染まってます

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稚児ヶ淵と夕陽[晴れ]

そして日没後はマジックアワ~に突入

するとそれまで雲が掛かって隠れていた富士山が現れました!

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▲ND400、SS:60秒の長露撮影

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▲設定を少し変えての30秒の長露撮影 日没後の太陽の残光から放たれるレイリー散乱がフィルターを介して染まる光景が幻想的です

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▲最後はフィルターを外して磯の高台に登って長露撮影

一番星☆が現れると、あたりは次第に暗闇に包まれ帰還モードに(笑)

マジックアワーはほんの数十分間だけなので忙しない撮影タイムとなりましたが、磯の薫りを感じながら富士山のシルエットを拝むことが出来てラッキーでした。

おしまい^^

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秋のつるべ落としポタ [ポタリング]

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この秋は連続台風の襲来などもあって、週末の天候不順により自転車ライフがご無沙汰気味によりすっかりカロリーオーバーに陥ってます。

9月下旬よりこれまで続いた台風の爪痕の影響により日々の通勤に使っている鉄道関連の停電やら沿線火災なども重なり、朝の通勤時間帯や残業帰りに運転見合わせなどによる振替輸送に遭うことも何度か当たってしまい、身体の方もタップリ疲労感が溜まってしまっている今日この頃(笑)

そんなこんなで雨の日が多かった週末はグッタリしていることが多くなってきているのですが、晴れ間が出たら少しでも自転車で気分転換でもしに行っとかないと翌週も確実に疲れを持ち越すことはわかっているので、この週末もいつものルーティンにより夕陽[晴れ]とマジックアワーを撮影しに海沿いポタへ繰り出すことに・・・

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しかし海に着いたトタンに太陽は箱根方面に掛かる分厚い雲[曇り]に隠れてそのまま沈んでしまった[眠い(睡眠)](笑)

まさに「秋の日のつるべ落とし」はとても早い

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太陽が隠れてしまって少しダークに映る烏帽子岩

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この時期にしては暖かく江の島方面は賑わってそうなので、いつもどおり鵠沼から片瀬方面へ向かうことに

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湘南海岸公園のビーチバレー場前に到着すると次第にマジックアワー

ビーチバレーに興じる若者たちのすぐそばでミニ三脚を固定して撮影準備に取り掛かる

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富士山は見えないけど、このシーンをNDフィルターで長露撮影してみることに・・・

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▲ND400 (Kenko)

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ND400を装着してシャッタースピード15秒で撮影してみたらレイリー散乱[ぴかぴか(新しい)]の弱い赤の光が浮かび上がってきた♪

人間の目には見えにくい光も長露撮影してみると幻想的な写真になるのもカメラの楽しみ方のひとつですね

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最後は暗闇が迫るなか江の島と相模湾に浮かぶ三日月[三日月]を撮影

それにしても「秋の日のつるべ落とし」という諺どおりのこの日の夕方でした。

日が暮れると急に冷え込んでくるのもこの時期ならではですね

そういえば去年の秋も天候不順でなかなかロードバイクに乗れない週末がしばらく続いたけど、その後11月になってから一転して晴れの日が続き、犬越路越えの山岳アドヴェンチャーライドや秦野峠林道ライドなどハードな山岳ライドをして来たことを思うと、今年も晩秋に掛けて穏やかな晴れの日が続いてくれればいいんですがねぇ。。

でもその前にもっと身体を絞り込まないといけないけど。。。(笑)

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マジックアワー集 2018上半期編 [日常]

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先週末は台風24号襲来により自転車に乗れなかったので、今回は今年上半期にロードバイクやご近所ポタリングの際に撮影したマジックアワー湘南編をまとめてみました。

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マジックアワーは夜明前の数十分間または日没後の数十分間という意外と短い時間帯なのですが、空模様や日没位置により刻一刻と変化していく光景が楽しめます。

写真撮影する観点では太陽光が水平線から消えた直前または直後の時間帯により影がほとんどなくなることで、誰でもマジックをかけられたかのような幻想的でフォトジェニックな写真が撮れるという意味でも最近使われているようですね。

また登山家の場合はどちらかというと朝焼けをモルゲンロート、夕焼けをアーベンロード(ともにドイツ語)という言葉の方が使われているかもせれません。

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▲太陽光の種類とマジックアワーの原理です

一般的に日中は空が青く見えて、朝焼けや夕焼けが赤く見えるのは太陽光からのレイリー散乱[ぴかぴか(新しい)]によるものといわれてます。

太陽[晴れ]から発せられる赤色の光は波長が長いけど散乱が弱いので、地球と太陽[晴れ]と離れる時間帯、つまり日の出・日の入りの時間帯はともに大気を通過する距離が長いので波長の長い赤い光が散乱を受けやすくなります。

逆に青色の光は波長が短いけど散乱が強いので、地球と太陽[晴れ]との距離が縮む日中の時間帯は青空になるんですね。

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それでは真冬の1月からスタートです

▲1月中旬:逗子の大崎公園ライド時に撮影したマジックアワー

真冬の撮影は空気が澄んだ日が多く富士山がクッキリと映るのは最高なんですが、薄手のローディールックでの撮影タイムは寒すぎて凍えてしまいましたが(笑)

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▲2月:片瀬江ノ島(片瀬西浜海岸)

ここはポタリングの定例コースですが最近はマジックアワーの撮影目的で訪れることがほとんどになりました

観光客で賑わう江の島水族館付近より波打ち際まで降りての撮影により臨場感も楽しめます^^

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▲2月:茅ヶ崎のシンボル「烏帽子岩」

海沿いCRでのんびり買い物がてらに平塚までポタした際に帰路で撮影したものです。

烏帽子岩は遠目でもすぐ分かり、その特徴的な岩の形からとても存在感のある岩です。

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▲3月中旬:横須賀ライドの帰りに立ち寄った稲村ヶ崎公園です

この日はせっかく三脚も担いできたものの海からの強風により露光時間を稼げなかったので失敗作です(笑)

その後悪条件での撮影回数を重ねるうちにロードバイクに搭載する撮影機材も最小限に留めながら、自分なりに工夫して撮影するようになりました。

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▲3月下旬:片瀬西浜海岸から富士山 左に箱根山と金時山

この写真はハーフNDフィルターを使用しています

江の島周辺から見る日没位置は春先からは次第に富士山の右側に移動していきます

日の出・日の入りマップでチェックすると便利です

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そして日没後にND400を使用して長露撮影した富士山

マジックアワー時にあえてNDフィルターを使用すると、長露撮影により人間の目に見えない様々な光の描写が楽しめます。

NDフィルターはもともと山奥での渓流や滝の撮影時に、また日食など太陽を撮影する際に使用するシーンが多かったのですが、近年はもっぱら海での撮影する際の使用頻度が上がりました。

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春の嵐が結構吹いていた時期でしたが、この日は珍しく無風によりじっくり撮影に専念出来ました。

本当に天候って日々目まぐるしく移り変わるものだと感じます

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▲4月上旬:渋沢丘陵ライド時の帰路で立ち寄った大磯照ヶ崎海岸からのマジックアワー

SPDシューズを履きつつも磯を伝って歩き三脚を立てて撮影したのですが長露撮影中、終始押し寄せる波を気に掛けながらだったので結構スリルがありました(笑)

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▲5月のGW ポタで訪れた茅ヶ崎ヘッドランド付近からのマジックアワー

この日は強風&砂嵐吹き荒れる日で訪れた時間帯、海岸にはほとんど人影はありませんでしたが(笑)

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反対側の東の空には遠くに浮かぶ江の島とわずかな太陽光に照らされた中紅花色の薄っすらとした雲

マジックアワーの楽しみは西の空だけではないんですよね^^

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湘南平のテレビ塔の先に聳える夕焼けに映える富士山のシルエットには癒されました^^

一般的に高気圧が安定して張り出す2月、5月、10月などは経験上綺麗な夕焼けが拝める確率が高い気がします

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▲6月の逗子方面へリハビリライド時に立ち寄った稲村ヶ崎からのマジックアワー

いつもながら多くの観光客がところ狭しと同じ方向にカメラをかざしていました(笑)

なので自分はいつも少し離れた秘密の場所?から撮影することにしています^^

この時期は太陽が沈む方角が丹沢方面となり夕日は向かって右側に沈むので、江の島と夕陽のコラボ撮影は出来ないのは残念。

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なので江の島と富士山をズームでコラボ撮影(ND3200使用)

古くから使用しているND400とND8を重ね合わせてND3200でSS:15秒~30秒程度で撮影することが多いです。

撮影ポイントは一度NDフィルターなしでAFで試し撮りしてから、その後はMFに変えてピントを固定してから、撮影条件をいくつかのパターンで撮影するのですが、絞りは開放気味、ISOも100~400での長露撮影することが多いです。(あくまでも素人カメラマンです)

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最後は片瀬西浜よりマジックアワー・富士山・金星☆も楽しめます♪

この時は金星を強調したかったのでソフトフィルター(デフュージョンフィルター)を使用してます。

これからの季節は次第に空気が澄んでくるのでマジックアワーの撮影に適したシーズンになりそうです


そして最後におまけです

10月2日台風一過の翌朝早朝出勤時に東の空を眺めたら、とても綺麗な朝焼けだったので思わずビジネスバッグからコンデジを取り出して撮影しました。

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これだけ朝焼けが綺麗だと、山でのモルゲン(モルゲンロート)も最高なんでしょうねぇ~

まだ眠い目を擦りながらも6時前の電車に乗車したのですが、今日はまさに早起きは三文と徳といった感じでした^^

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