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梅雨の晴れ間に紫陽花丘陵ライド(酒匂川~富士見塚~渋沢丘陵) [渋沢丘陵・曽我丘陵・大磯丘陵等]

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<紫陽花の向こうに梅雨空の表丹沢 ~渋沢丘陵より>


2018年6月17日 [曇り]/[晴れ]


梅雨入りしてから約10日間ほど経ちましたがこの週末は少し「梅雨寒」でした。

痛めている足首も相変わらず一進一退ということで、この週末は脚の休息に充てようと思っていたのですが日曜午後から天候が回復したこともあり、心身的にもロードで走って気分転換をした方がむしろ翌日以降の仕事への影響もプラスになると思いリハビリも兼ねての紫陽花ライドをしてきました。


これまでの経験上、今回のように休日の隙間時間が取れる時ほどなるべく自転車で走りに行って日頃の疲労回復やストレス解消に充てる方がその後の1週間心身的にとても良い状態を保てることを実感出来るのと、それに加えて適度な有酸素運動により脳のリフレッシュと活性化や自由気ままに目的地へ移動しながら移りゆく景色も楽しめるうえさらに脂肪燃焼効果(これが大きい!)もあるので、今や自分にとって多少の怪我や体調不良でも休日に自転車に乗ることはとても重要で欠かせないライフワークになりました。


この日は脚の回復傾向を確認しながら終始フラットルートで走れる酒匂川CRで松田あたりまでとりあえず走ってみて、脚の状態が良ければ少しヒルクライムを試してみようという感じで出発しました。


いつものように海沿いR134まで走りって海岸で小休止

江の島と海の色もすっかり夏モードになりました

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R134を西進して相模川に掛かる湘南大橋へ

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いつも観察する相模川河口の中洲のカモメ類は・・・

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数的には以前より少なくなりました。

大陸へ移動しない種類なのか、それともこの餌場が良すぎるのかな?

その後は花水橋を渡って大磯海岸へ

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今日は気温が低く大磯照ヶ崎海岸ではさすがに泳いでいる人は見かけませんでした

その後はR1に合流し大磯~二宮~国府津を快走~♪

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国府津海岸へ 

最近よく訪れているので今日は立ち寄らず(なので写真は縮小)


国府津の親木橋を右折して県道717号で酒匂川CRを目指します。

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国府津より5kmほど走って富士見大橋に到着


箱根の峰々は怪しげな雲[曇り]に包まれていました。。

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酒匂川はすでに鮎釣り解禁ですね

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酒匂川CRに入ります。

この時期の主役はやはり紫陽花[晴れ]2018-06-17 酒匂川~富士見塚~渋沢丘陵他018.jpg

でも日向側にある紫陽花は残念ながらほぼ閉店間際でしたが・・・

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のんびりとCRを北上します

長閑な風景によりとても良い気分転換が出来ます

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定点観測地点の矢倉岳

田んぼもすっかり梅雨時ならではの光景

しばらく走ると開成ふれあい館の先にある用水路の傍で日陰に咲く綺麗な紫陽花を発見[晴れ]

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しばし紫陽花の撮影に没頭した後、畦道を少し進んで小田急線路沿いへ移動

今日はすっかりポタモードなので久ぶりにこのあたりを通過するロマンスカーの写真を撮ろうかと思い早速スマホで時刻表をチェックしてみると、ちょうど5分後くらいにロマンスカーが通過する時刻でした。

なので少し待ってみると・・・

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なんと青いロマンスカー60000形が通過![電車]

青いロマンスカー60000形はもともと平日にメトロ千代田線の北千住~本厚木間などの通勤用での使用されるのですが、調べてみると休日は新宿~箱根湯本間などで運行しているようです。

まさかここで青いロマンスカーを見れるとは想定外でした(笑)

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その後は酒匂川を渡って松田駅で小休止

いつものようにここで缶コーヒーを買って一気飲み(笑)

脚の具合も少し違和感があるものの問題なさそうなのでこの後は少しだけヒルクライムして富士見塚へ向かいます

いつもここに来ると帰路は心理的にヒルクラしないと気が済まないようになってます(苦笑)

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篭場より県道77号で少し登った後は富士見塚入口への交差点に出ます。

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いつもはここから続く10%勾配の激坂を「直登」するのですが、今日は控えてその先にある県道708号をユルユルとヒルクライム♪

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篠窪トンネルを抜けてから左の側道に入ると富士見塚へ到着

富士見塚へ訪れるの2ヵ月ぶり、今年だけで既に3回目の訪問です。


富士見塚は海抜250mの丘の上にあり春先には菜の花や桜の名所で知られるスポットで、四季を通じてその名の通り富士山の絶景ポイントです。

  

鎌倉時代には源頼朝が巻狩の往還に馬をとめ富士山を眺めたといわれ、また江戸時代には矢倉沢往還として江戸から箱根を抜ける脇街道として整備された古道もあります。2018-06-17 酒匂川~富士見塚~渋沢丘陵他023.jpg

東側斜面には紫陽花の群生がお出迎え[晴れ]

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日陰となる斜面に植えられていることからとても綺麗な紫陽花でした。

続いて西側の見晴らしポイントへ移動

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富士山は拝めませんでしたが、これはこれでいい眺めです

夏至に近い日ということで日照時間も長いので帰路は渋沢丘陵を巡ることにします


3ヵ月前に開通したばかりの篠窪バイパス(県道708号)を走ります

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この途中で気温がグッ下がり、アームカバーにレッグウォーマーを装着

やはりこの日は梅雨寒の日でした(苦笑)

しばらくアップダウンの道を走って下り坂のトンネルを抜けてから渋沢中学校入口を右折して再びユルユルと登って渋沢丘陵を流します

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昨夏訪れた時、綺麗な紫陽花が咲いていたポイントは日陰ということもあり、まだこれからといった感じ。

やがて渋沢丘陵の定点観測地点へ到着

大山と丹沢山塊が望めるビュースポットです

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見頃の紫陽花の先には塔ノ岳と大山

例年の今頃は山歩きや沢登りが一番楽しめる時期だけにチョット悔しい感覚が湧いてきましたが、雲が掛かった丹沢山塊と紫陽花のコラボという梅雨時ならではの光景に少し癒されて良かったです(笑)

その後は震生湖を通過して道なりに進むと遠く離れた江の島が見えるポイントへ

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(上の写真を開くと江の島を確認できると思います)

ここから遠く離れた江の島までの直線距離は25kmほどあります

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ちょうど2週間前に逗子の大崎公園から焦点距離3,000mmで江の島の灯台を撮影してみましたが、今日はあいにく望遠レンズは持ち合わせていなかったので、コンデジの光学30倍ズームでトライ(少しトリミング加工)

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次回はテレコン重ねたズームレンズでここから江の島の撮影に挑戦してみようかと思いました(笑)

後は県道71号まで走って二宮経由でR1へ

夕方になって気温が下がり、ウインドブレーカーを羽織って帰路に就きます。

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ここは大磯の旧吉田邸付近

背後から西日を感じながらR1を快走します。

大磯まで戻りR134に出てから花水川橋へ

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最後は湘南平に沈む夕陽[晴れ]を眺めてから帰宅

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↑ 本日のルート


■走行距離     83km

■獲得標高     682m

■消費カロリー 1,607kcal


今日は薄曇り空で夕方気温がグッと下がりましたが、リハビリとしてはほどよい感覚の紫陽花丘陵ライドを楽しめました^^

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鎌倉の小高い丘をのんびり越えながら紫陽花鑑賞ポタ(源氏山~鎌倉山~江の島) [ポタリング]

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<鎌倉 源氏山公園>


6月9日土曜日


関東地方は梅雨入りしましたが、この土曜日だけは唯一の晴れマーク[晴れ]

前夜も仕事&深酒により今朝は二日酔いでしたが、先週同様に夕方からリハビリポタへ

といっても脚の症状がまだ微妙だったので、つい先日購入した「バンテリンサポーター加圧用」という足首用サポーターを付けて走りました。

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足首の固定の強さ(加圧具合)も調整出来、余計な動きを抑えてくれるようなのでしばらくリハビリでも活躍してくれそうです。


この日はロードバイクではなくポタ用チャリで見頃を迎えた鎌倉の紫陽花鑑賞も兼ねて、源氏山と鎌倉山周辺を少しヒルクラも織り交ぜて走って来ました。


自宅を夕方15時過ぎに出発してから鵠沼で江ノ電と遭遇

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行き先表示板の紫陽花マークがイイですね

境川を渡り川名~手広を経由して源氏山へ向かいます

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道沿いには鮮やかな紫陽花がたくさん割いていました。

梅雨入りを実感します

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こちらは源氏山へと続く登り坂の日陰に咲くとても綺麗な紫陽花

紫陽花はやはり日陰の方がしっとりとして雰囲気がいいです

標高120mほどまで登り、ピークを越えると今度は急坂を少し下ります


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中に進むと神社は予想通り大混雑・大行列でしたので、今日はお金は洗わずに少しだけお参りしてそそくさと戻りました(笑)

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再び急坂を経由して道なりに進むと源氏山公園 源頼朝像へ

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この時期の頼朝さんにはやはり紫陽花がお似合いですね♪


振り返ると最後に自転車でここに訪れたのは2年前にやはりポタ用チャリで来て以来のこと。

あの時はまだ走り足りなくて、そのあと厚木まで走って戻って来て結局100km近くもこのポタ用チャリで走れたことを今思えば奇跡的なことだったかもしれない(腕とお尻がとても痛かった~) →その時の記事はこちら(もしよければ読んでみてください)


自転車の魅力って気軽にどこにでも移動できるのがいいんですよね^^


この後は梶原口方面へ下ってから道沿いに咲いていた紫陽花を楽しみました

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↓ これは「墨田の花火」という品種かな?

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梶原口まで走ってから、続いて鎌倉山をヒルクライム

笛田公園まで続く住宅街の上り坂は前半距離300m、9%勾配、さらにその先に続く笛田公園直近では距離はわずかながらも15%勾配と、短い区間ですがあなどれない登りです(ルートラボより)

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テニスや草野球を楽しむ姿を横目に、この15%勾配の激坂を大汗掻きながら登っていきます(笑)

でも今日のポタ用チャリのフロントギア3段あるので意外とラクチンでした ♪

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ここにも綺麗な紫陽花

笛田公園(笛田球場)をさらに登り鎌倉山の周回道路に出てから少し走って七里ヶ浜へと続く細い道を進みます(裏道として知られるとても狭い道ですが一部区間は一方通行なのでマイカーで走られる方は要注意です)

その狭い道を逸れて鎌倉山神社というさらに山奥にあるディープな場所へ

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このあたりの標高も先ほどの源氏山と同じく標高120mくらい

アクセス的には駐車場もないので徒歩か自転車で訪れるような場所です。

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ひっそりとした穴場的な神社です。

ハイキングで訪れてみるのもいいかもしれません

この付近から見渡す相模湾と江の島の眺望が良いですね

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この後は一気に海まで下って江ノ電の七里ヶ浜駅へ

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これより江の島へ向かいます

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ちょうど江ノ電が背後から来ました。

車内は大混雑の模様

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通り過ぎた江ノ電も撮影してみたら、偶然にも車両上部と西日が重なり「ダイヤモンド江ノ電[晴れ]」が撮れました(笑)

その後は海沿いR134に出ますが切れ目ない渋滞中により対向車線へ横断するのに難儀しました..

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この鎌倉高校前~七里ヶ浜の護岸工事により自転車での走行は路肩が狭く危険なので完成が待ち遠しいです。

上の写真のように歩行者ゾーンが海側にはないのでフェンスのないガードレールの外側を歩かれている人たちを結構見かけたので少しヒヤヒヤしましたが。。。

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聖地と化した大賑わいの鎌倉高校前をスルーして片瀬海岸東浜へ

まだ日が高いのでとりあえず弁天橋(江の島大橋)を渡って江の島へ上陸

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弁天橋と江の島神社へ続く参道はいつも以上に大混雑。。

久しぶりに弁天橋からの夕日撮影を試みようとするも、弁天橋の欄干には撮影するスペースがないほどカメラを構える大勢の観光客がところ狭しとひしめき合っていたので、あえなく江の島を後にして江の島水族館前へ移動

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片瀬東浜の海の家の建設も着々と進んでいるようです

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この先にある遊歩道を進んで・・・

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夕日[晴れ]を撮影 でも今日は雲でイマイチ・・・

今日はいつものようにマジックアワーを期待して、カメラ機材フル装備をリュックに担いで走りましたが、この後写真のとおり分厚い雲に阻まれてしまったので今日はアッサリ諦めて帰路につきました^^


■走行距離 33km

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超望遠ズーム試写も兼ねて夕凪リハビリライド(大崎公園、稲村ヶ崎など) [近場(湘南周辺)]

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<鎌倉 稲村ヶ崎>


早いもので6月になりました。

関東地方もそろそろ梅雨入りとのニュースも流れている中、この週末はとても良い天気[晴れ]

今回は先週に引き続きリハビリライドと割り切っていたこともあり、あまり走りには力を入れずその代わりにカメラでちょっと試してみたかったことも兼ねて逗子方面へ夕凪ライドをしてきました。


15時半頃自宅を出発。

いつものように引地川を南下してR134の鵠沼橋へ                                              

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すっかり夏のような陽気で江の島周辺も賑わっていました。

R134で片瀬江ノ島を通過し、鎌倉市に入って江ノ電鎌倉高校前駅へ

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駅のホームには電車待ちの人がホームから溢れんばかりの超大勢の人・人・人(驚!)

電車が来ても乗れないのではないかと思うほどの混雑ぶり

そして駅のすぐそばにある鎌倉高校前1号踏切も相変わらず大勢の観光客。

特に外国人観光客の超人気定番スポットにもなり、様々な言語が飛び交っていました。

鎌倉高校前を後にして七里ヶ浜から稲村ヶ崎へ走ります

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もう夏色の海ですね[晴れ]

夕凪がとても気持ち良かったです。

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ここで振り返り江の島に掛かる弁天橋を撮影(逆光撮影)

今日は10年落ちのミラーレンズ500mm f6.3(MFのみ)をロードバイクでは初めて持参し、ここで一枚試し撮りです。

ミラーレンズは最近よく流行りの「ミラーレス」と言葉的に間違えやすいのですが、古くからある方式のレンズのことで、光学系の一部にレンズの代わりに鏡を用いたレンズのことです。

ミラーレンズ2.jpg

ミラーレンズは焦点距離とF値が固定のものがほとんどでマニュアルフォーカスによりスナップショットには向かないのが難点ですが、その分小型軽量なのと一般的な同じ500mmクラスのズームレンズの値段は軽く10万円以上しますが、このミラーレンズは中古の型落ち品により、その1/10以下の値段で数年前に手に入れたのですが、風景写真のような固定物を撮る機会が多いので結構重宝してます。

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稲村ヶ崎の緩い登りを越えると由比ヶ浜海岸が見えてきます。

浜辺にはクレーンなどの重機で海の家を建築中でした。

その後は由比ヶ浜~滑川~材木座と走って道をそれて、小坪の海へ

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走って来た江の島と稲村ヶ崎が見えます。

それにしても眩しい陽射し[晴れ]

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由比ヶ浜の沖合ではウインドサーフィンがたくさん

毎年このシーンを見ると夏気分になります

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逗子マリーナの路地を進みます。若い人たちがあちこちでスマホの自撮り撮影を楽しまれてました。

インスタ映えかな?

そして今日の目的地、逗子の高台にある大崎公園へ向かいます。

ロードバイクで訪れたのは今年の1月以来(1月の大崎公園の記事

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そうそう、6月といえば紫陽花ですね。

大崎公園の遊歩道にも綺麗に咲き始めていました。

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やがて大崎公園に到着


まだ陽が高く日没まではまだまだ時間があるのでここで予定通りある試し撮りの準備に取り掛かります。


今日の試し撮りの内容はテレコンを2つ重ねてこの大崎公園より約7.3km離れた海の向こうに見える江の島灯台のズーム撮影をすることです。カメラ好きの方には内容的に今更感満載かもしれませんが・・・(笑)


距離は7.3km、高度差については大崎公園の撮影ポイントの標高と江の島の灯台の標高は共に約100mなのでほとんどありません。

20180602-大崎公園から江の島距離.jpg

使用するのはケンコー製のテレコン:テレプラス2倍用とテレプラス3倍用です(ともに20年ほど前の製品)

テレコンというのは望遠レンズとカメラの間に装着することで焦点距離がそのテレコンの倍数分距離が伸びる製品で、その歴史は結構古くかれこれ50年以上前から発売されていたそうです。

2倍用テレコンの場合は焦点距離が2倍となりますが、絞りも2段分下がります(暗くなります)

3倍用テレコンなら焦点距離が3倍となりますが、絞りも3段分下がります(さらに暗くなります)

例えば、200mm、F2.8のズームレンズに2倍用のテレコンを取り付けると400mm、F5.6となります。


今回3倍用のテレコンを格安に手に入れることが出来たので、この2つのテレコンを重ね合わせての計6倍ズームを試してみたかったわけです(笑)

ただし今回のケースだとテレコン2倍用と3倍用を重ねるので、焦点距離は掛け合わされるので6倍にもなるものの、その反面でF値は6段分も暗くなります。


使用するレンズはミラーレンズ500mm、F値6.3なので、計6倍のテレコンを装着すれば焦点距離は500mm×6倍→3,000mm、F値は6.3から6段分暗くなるので→51(どんだけ暗いの)となります(使用するカメラはフルサイズ機です)

20180602 大崎公園稲村ヶ崎006.jpg

三脚を立ててカメラを固定しテレコン付きミラーレンズを装着してライブビューで拡大しながら遥か先に見える江の島灯台を目視確認しながら慎重にピント合わせを行います(まるで映画に出てきそうなスナイパーのような気分になりました^^)

焦点距離3,000mmもあるので、僅かな風や振動だけでレンズが揺れるので、風が収まるタイミングを待ちつつ、さらにリモコンシャッターで10秒後のレリーズ設定にして撮影開始です。

比較対象として一般的なフルサイズカメラのレンズで撮影した焦点距離24mm(広角側)での撮影が下の写真(先ほどの写真です)

20180602 大崎公園稲村ヶ崎012.jpg

はるか先の江の島の上に見えるのが江の島灯台です。

微風と揺れにより何度も失敗しながらもチェレンジを繰り返して撮影したものの中から、それなりに撮れたのが下の一枚です

20180602 大崎公園稲村ヶ崎013.jpg

江の島灯台(シーキャンドル灯台) 距離は約7.3km

35ミリ判換算焦点距離:3,000mm ss:1/40 ISO:200 (カメラ表示は絞り値00表示となります)

まるでモノクロ写真です(苦笑)。逆光撮影なのでかなり暗く、フォーカスも甘いですがこれが精一杯という現実(汗)

やはり暗いレンズにテレコンの重ね技だけではこの程度とは予測できていましたが、やってみて妙に納得できました。

一応、コンデジなどに例えると光学ズーム3,000mm÷24mm=125倍ズームといった感じでしょうか(笑)

センサータイプがAPS-Cなら1.5倍の4,500mmズームに、マイクロフォーサースなら2倍の6,000mmに,

ペンタックスのQマウントなら約5倍前後の15,000mmになると思われます(メーカー及びマウントタイプ別のテレコンの詳細は割愛します)


参考までにですが現時点でのコンデジの光学ズーム最高倍率の機種はニコンのCOOLPIX P900で光学ズーム83倍。

噂によると、ニコンからその後継機として光学125倍ズーム付きのコンデジが発売予定との情報も・・・(上の写真とちょうど同じ125倍です)


カメラは言うまでもなく搭載される撮像素子(センサー)の種類や大きさ、レンズ性能、映像エンジン、手振れ補正機能などにより、写り具合は全然変わるものですが、高性能化、高機能化はまだまだ進んでいるようなので今後も楽しみです。

20180602-大崎公園稲村ヶ崎014.jpg

すっかり撮影に没頭していたらだいぶ陽も傾いてきました。

とりあえずの焦点距離3,000mmの撮影を味わった後は大崎公園を後にして披露山の住宅街を抜けて走って来た道を戻ります。

小坪よりR134に合流して大渋滞中の材木座~由比ヶ浜と走って稲村ヶ崎へ

夕日はこの時期は丹沢方面に沈むので陰になって見えません(便利なサイト→日の出・日の入りマップ

稲村ヶ崎公園の敷地内に自転車を置いてマジックアワーの江の島を撮影(いつもはマジックアワーが撮影の本番)

20180602 大崎公園稲村ヶ崎016.jpg

少し空気が霞んでいましたが夕方になり薄っすらと富士山も浮かんできました。

シャッター速度:25s ISO:100 ND-3200(ND400×ND8) 

20180602 大崎公園稲村ヶ崎017.jpg

しばし稲村ヶ崎からの光景を楽しんだ後は、再び大渋滞中のR134を走って片瀬江ノ島へ

20180602 大崎公園稲村ヶ崎018.jpg

西の空には金星がだいぶ高く見えるようになってきました。

片瀬海岸より日没後の富士山と金星を眺めながらのんびり帰宅しました^^


■走行距離 34km


そして夜、ベランダで再びミラーレンズとテレコンで月の撮影にトライ(月齢:17.6)


まずは3倍テレコンで ↓

20180602-月ー3倍.jpg

焦点距離:1,500mm シャッター速度:1/100 ISO:800 3倍テレコン トリミングなし


続いて昼間の撮影時と同様にテレコン重ねパターンでトライ(3倍×2倍→6倍)

↓ 画角より月がハミ出てますが・・・(苦笑)

20180602-月ー6倍.jpg

焦点距離:3,000mm シャッター速度:1/80 ISO:2,500 計6倍テレコン(重ね合わせ) トリミングなし


月は明るいのでテレコン重ね合わせによりレンズが暗くても比較的見つけやすいのですが、3,000mmだと三脚固定でライブビューを眺めている間も月は動き続けるので捉えるのに意外と苦労しました(笑)

テレコン重ね合わせの3,000mmの世界も、被写体とカメラ設定によっては意外と使えることが分かったので、ロードで走りに行くときはサドルバッグに忍ばせてもう少し撮影の幅を楽しんでみようと思います^^

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