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熱海峠~十国峠~箱根峠~芦ノ湖 激坂ヒルクライム [箱根・熱海・真鶴・小田原方面]

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2016年11月13日<十国峠より富士山> 

今日は早朝より熱海経由で十国峠~箱根峠~芦ノ湖など箱根を小旅行気分で周回して来ました。

十国峠は静岡県熱海市と函南市の間にある標高774mの峠で、伊豆・箱根方面へのドライブコースとしても有名で、特に富士山の眺めと夜景が素晴らしい場所です。

昔の国名で伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、相模、武蔵、上総、下総、安房の十の国がここから見渡せたことにより十国峠といわれるそうです。

熱海側からのヒルクライムでは激坂コースとして知られていたので、これまで遠慮していたのですが、いつか自転車でも一度は訪れてみたいという長年の願望?もあり、絶好の秋晴れのチャンスを狙って走ってきました。

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下の標高グラフで 十国峠:774m、箱根峠:846m、国道1号最高地点:874mです

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前回の箱根路(箱根旧道~長尾峠)と同様に早朝に目が覚めてしまい、今回も自転車での早出記録を更新してしまいました。

少し重たくなりますがいつでも輪行出来る装備と一眼レフをリュックに担ぎ、寝不足にもかかわらず4時20分頃自宅を出発し、R134で熱海方面へ向かいます。

真っ暗の道路を走るのでサングラスもクリアレンズにして、ライト灯して走ります。

昔、マッド・マックスというオーストラリア映画がありましたが、その時の悪役でナイトライダー!と叫ぶセリフが今でも鮮明に残っており、寒い夜道をそんなセリフを思い出しながら少しでも気分を高揚させて突っ走りました(笑)

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湘南大橋(相模川)の気温計は9℃を表示 早朝は真冬並みの寒さでした・・

花水川橋を渡って西湘BPとの分岐点を通過

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その後大磯より交通量の少ないR1を西進し酒匂橋へ

この辺りでナイトライダー状態はおしまい(笑)

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ようやく明るくなってきました。

小田原から箱根に向かう場合、直進するのが一般的ですが今日は敢えて遠回りによりR135で熱海へ向かいます(笑)

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早川港で少し休憩

ちょうど漁船がたくさん相模湾に出航する時間でした。

防波堤の釣り人も大勢見掛ました。

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R135を進み、左に大海原が広がる絶景ポイントの下り坂へ

この場所をロードバイクで走るのが醍醐味だと思います

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気持ちの良い海岸線を快走~!

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江の浦の先にある駐車スペースでちょうど日の出[晴れ]を迎えます

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右は真鶴半島です

徐々に日が昇ります。

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こんな光景に巡り合えたことも、早起きは三文の徳ということでしょう。。

真鶴~湯河原と走り、熱海に向かう途中で初島の眺望

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ようやく熱海の街が見えてきました。

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熱海城をズームで

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お宮の松にて

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ここまで自宅より60kmほど でも今日の本番はこれからです・・

ここから始まる激坂に備えてコンビニで買った暖かい肉まんとレッドブルを熱海港のベンチに座って補給

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まだ朝も早く温泉街は人もまばらでした

熱海港より来宮駅に向かいます。

来宮駅まで通じる道でさえ、かなりの急坂で既に前途多難な気分に陥ります(笑)

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これよりルート途中の西熱海ゴルフコース上にある交差点までの道のりは2通りあり、勾配がきつい熱海街道と言われる県道11号と、勾配が若干緩めと言われる県道20号(西熱海ゴルフ場経由)があり、交通量が少な目な県道20号経由で進むことにしました(少しでも体力を温存!)

それでも熱海峠までは距離約7km、平均斜度8%の道のりです。

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若干緩めとはいえ結構な急坂区間[右斜め上]もあり、太陽も出て来てさっそく汗だくに・・

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西熱海ゴルフ場沿いに登っていくと県道11号の十字路に到着

ここを右折し箱根峠方面(熱海峠、十国峠方面)へ進みます。

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途中、姫の沢公園の紅葉が視界に飛び込んできます

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予想通りの激坂区間に突入~!

ここは箱根へ繋がる観光ルートにより、観光バスやマイカーの往来が激しかったです

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ヘアピンカーブも多く、コースどりによっては斜度20度以上[右斜め上]の場所もありました。

箱根旧道七曲りや足柄峠終盤のヘアピンクラスのコーナーも出現します。

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上の看板が出たら要注意!です。実際この看板のあと強烈なヘアピンカーブが出現しました。

以前、車で何度かこのルートを下った時も結構な急坂[右斜め下]だった記憶が蘇りました(苦笑)

しばらく激坂区間に耐え続けると、目の前にドーン!と富士山が飛び出してきました。

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ここは熱海峠です。伊豆スカイラインの起点です

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これより箱根峠方面に進むと、ほどなく十国峠レストハウスに到着。

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暖かく喉もカラカラだったので、ワサビソフトをチャージ

店員さんのアドバイス通りワサビそのものを少しづつソフトクリームに付けて食べると、かなりハマりそうな味でした

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道の反対側に移動すると富士山がクッキリ!

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先週より冠雪が進んでいるようです

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十国峠を後にして、ここから9km先の箱根峠へ向かいます。

先ほどまでの激坂とは異なり、緩やかな登坂を進みます。

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途中、三島・沼津方面と駿河湾が見渡せます

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このあたりは稜線沿いのようなルートなので強風に煽られましたが、それでもポカポカ陽気が幸いしました。

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湯河原峠に到着

有料道路(ターンパイク、湯河原パークウェイ)との分岐点です

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↑ドライブイン湯河原峠は閉鎖されていました。

湯河原峠からは紅葉が少し目立つように感じれられました

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絶好のドライブ日和で二輪ライダーの往来も多かったです。

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やがて箱根峠に到着 国道1号(小田原~三島)との交差点です。

これより芦ノ湖へ向けてしばらく下っていきます。

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途中の退避所らしきスペースから芦ノ湖と箱根山(神山)の眺望が良かったです。

その後、元箱根へ下って行くと、秋の紅葉シーズンらしく大渋滞が発生していました。

やがて元箱根へ到着 

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芦ノ湖から右に神山(箱根山)と左に富士山がクッキリ

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ズームで富士山

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湖畔でのんびり

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箱根遊覧船と箱根神社の鳥居

多くの観光客、特に外国人観光客の多さに驚きました。

湖畔でしばし休憩後、R1で宮ノ下方面へ向かいます。

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元箱根を出発後、久しぶりに脚が攣りそうになりました(汗)

それまで自覚症状は感じなかったものの、ここまでの道のりでかなり疲労が蓄積されていたようです。

R1最高地点を通過時には、10名くらいのローディーの方々がほのぼのとした雰囲気で記念撮影をしていました。

その後の道沿いでは小涌園あたりまで紅葉が見頃でした。

途中、思わず立ち寄って1枚

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とても鮮やかな紅葉でした。

帰路はそのままR1を下ろうと思いつつも、渋滞を考慮し県道723号で強羅方面へ向かいます。

彫刻の森より箱根登山鉄道沿いの道で強羅駅に到着

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駅前のお店周辺は大盛況で、さらに電車を待つ行列が出来ていました。

駅前の踏切を渡ってしばらく急坂を下り、R138に合流してから少しだけ御殿場方面に走り宮城野橋へ

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今日の帰路は足柄幹線林道で小田原まで下ってみることに・・

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序盤は路面状況も良くいい感じで走れたものの、交通量がとても多く休日の表ヤビツ級でところどころすれ違い渋滞が発生していました。

先行するマイカー集団にしばらく着いていき、市街地に出てR255経由で小田原駅前へ

たくさん走って結構腹が減っていたので、金沢カレーのゴーゴーカレー

今では都心部でも結構出店していますが、10年程前は確か関東ではこの小田原店が最初だったよう記憶があります。

メジャーカレービジネスクラス(大盛り:ライス520g)をオーダー

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ボリューム満点の量でした(満足)

小田原よりR1で帰路につきます。

酒匂橋より振り返って先ほどまでいた箱根方面には雲が掛かっていました

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河原には鷺の群れが佇み、数羽のカモメがその周辺を飛び回っていました

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R1を走行中では最後の宮城野からのダウンヒル時に路面から衝撃を受け続けたためなのか、肩と腕の疲労感がとても強く出ました。

まだ14時過ぎに大磯駅入口を通過

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R134に合流したあたりでは先ほどの満腹感からお腹のみぞ落ちあたりが グーッと・・・(冷汗)

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膨満感をペダリングや姿勢を変えて気を紛らわせながら、まだ早い時間のR134をヘロヘロになりながらも無事に帰還しました。

■走行距離 141km

■行動時間(休憩時間等含む)10時間34分 

■消費カロリー(サイコン) 3,086kcal

▲獲得標高(ルートラボ) 2,018m

早朝から紅葉シーズンで賑わう箱根を自転車で十分過ぎるほど走れました・・


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