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少し遅めの春爛漫ライド (渋沢丘陵~富士見塚~大磯マジックアワー) [渋沢丘陵・曽我丘陵・大磯丘陵等]

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<富士見塚>


2018年4月8日(日)[晴れ]


金曜日から続いていた春の嵐はようやく峠を越え、日曜日は強風も治まってきたので午後から久しぶりに渋沢丘陵~富士見塚などを走って来ました。


ロードバイクに乗るのは実に4週間ぶりで、その理由は年度末の仕事の忙しさは例年通りとしてそれ以上に今年の花粉飛散量がかなり多かったので、花粉症とは無縁だった身体の免疫機能にも相当狂いが生じてしまいかなりのダメージを受けてしまったことに尽きると思います(苦笑)


この週末も花粉の影響を懸念しつつも前日の砂嵐ポタリング後は何故か体調がとても優れていたので(笑)、むしろ運動していい汗を流した方が免疫機能が向上するんじゃないかと勝手な解釈をしたことが幸いし結果的にも少し遅めの春爛漫ライドが出来ました。


この日は午前中に用事を済ましてから、さて走りに行くかと自宅を出る直前に天気予報をチェックしてみると・・・


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今日も風速6m/s まあ前日は風速10m/s以上の砂嵐ポタをして来たことで、「昨日よりはマシ!」と変な自信と感覚を保ったまま12時30分に出発します。


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↑今日のルート


いつものようにR134に出てから西へ向かい茅ヶ崎海岸で海の様子を見に立ち寄ります。


烏帽子岩をコンデジズームで


風はあるものの、波はそれほど高くない感じでしたが・・・


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ところがR134柳島までは防砂林で強風に守られていたものの、湘南大橋(相模川)を渡り始めた途端に海からの容赦ない強風の洗礼を受けます(苦笑)


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橋を渡る途中いつものように相模川河口を眺めると何やら中州にぼんやりと白い塊?が見えてきました


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おおっ! これはもしや大群か(衝撃!!)


軽く100羽以上のカモメ達


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良く見るとユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコに鴨というとてもバラエティーに富んだ集団(笑)


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カモメ類はユーラシオア大陸や中国大陸から越冬のために冬の日本にやって来て、春になると基本的には再び大陸へ移動するそうです。


大陸に移動したあと、今度はまた晩秋にロシアから相模川に元気に舞い戻ってきて欲しいものです


それにしても風が予想以上に強かったのでR134平塚市内を走行している最中、今日は早めに山側に入ったルートに変更したほうが良さそうかなと思いつつも予定通り大磯よりR1で二宮へ


ここで喉が渇いてきたのでドリンクボトルに手を伸ばそうと思ったら、すっかり持ってくるのを忘れてしまったことに気付き、自転車カラーに違和感のない青色系のアクエリアスを自販機で購入(苦笑)


そして二宮交差点を右折して県道71号線で目的地を渋沢丘陵に定めます


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なだらかなストレートの上り坂をヒルクライムした後は一気にダウンヒル


大山が視界に飛び込んでくるこの区間がいいですね


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坂を下って中井電話局前交差点を左折して渋沢丘陵に向かいます。


じわじわとヒルクライムして進んでいくと・・・


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丘陵地帯に入ると八重桜がまだこれからといった感じであちこちに咲き始めていました。


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さらに進むとやまゆりラインの秦野側起点のT字路交差点(足柄乳業入口)


そこからやまゆりライン方面を眺めると・・・


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桜と新緑のコントラストがいいですね


今日はやまゆりラインは走らず、そのまま直進して震生湖へ向かってプチクライム


途中、大磯丘陵や曽我丘陵と相模湾が見渡せる牧歌的で雰囲気の良い撮影ポイントへ


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南側には不透明雲が昨日と同じように漂っていましたが、これで太陽が顔を出せばいい感じの風景が眺められると思いながらしばらく渋沢丘陵を時間を掛けてポタリング


そして震生湖入口付近の桜並木へ。結構散ってしまったようですが桜色は何とかキープといった感じです


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その後はいつものようにゆるゆると丘陵地帯をポタモードで流します


東側へ移動して渋沢丘陵のお気に入りスポットへ到着


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菜の花畑の先に塔ノ岳と丹沢表尾根の山並みが綺麗に見えます。


そろそろ丹沢登山にも繰り出したい季節になりました。2018-04-08 渋沢丘陵など017.jpg


いつもならそのまま下って帰路に就くのですが、今日は途中で折り返しこれからが本番モード


そして鮮やかな菜の花畑に釘付けになります[晴れ]


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輝かしい菜の花カラーにはいつも魅せられますね。


その後は再び震生湖駐車場前をスルーして、今度は抜け道で渋沢中学校に通じる道を進むと少しづつ陽射しが出て予想通り明るくなりました2018-04-08 渋沢丘陵など019.jpg


こちらも見事な八重桜


そして今度はスギナの群生地帯も2018-04-08 渋沢丘陵など020.jpg


スギナと言えばツクシですね


まさに春の訪れを感じさせます


余談ですが山の中ではスギナを石鹸代わりによく利用しています(汚れが凄く落ちるので野生の石鹸ともいわれてます)


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そして丹沢山塊と秦野盆地の西側ビュースポットへ


ここも渋沢丘陵ライドの定点観測地点ですが昨年7月以来久しぶりに訪れました


あの時はこの辺で綺麗な紫陽花を見れたことを思い出し、時の流れを妙に感じてしまいました(苦笑)


その後は渋沢中学校に出てから急坂を下ると県道708号線に合流します


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この渋沢中学校入口交差点は信号もなく、おまけにとんでもない急坂の途中にある交差点ということで、ここから篠窪方面(富士見塚)に向かうには、写真のような斜度10%の激坂を200mほど先にあるトンネルまでほとんど助走も出来ずに一気に登る必要があるのでロードバイクでは少しキツい区間です(しかも路肩もほとんどないので歩行者がいるときはとても大変です)


トンネルを抜けてしばらく走ると3月に完成したばかりの篠窪バイパスの看板が登場2018-04-08 渋沢丘陵など008.jpg


先月、富士見塚へ訪れた際この篠窪バイパスが工事中だったので、今日はこの区間を走ってみることも目的のひとつでした。


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バイバス区間は900mであっと言う間に篠窪トンネル手前までダウンヒル。


旧道に合流してから脇道に入り、もう一つの目的地:富士見塚へヒルクライム


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1ヶ月ぶりに富士見塚へ到着



富士見塚は鎌倉時代には源頼朝が巻狩の往還に馬をとめ富士山を眺めたといわれる海抜250メートルの丘で、ここから足柄平野を隔てて見える富士山の絶景スポットです(意外と穴場的な場所です)


また江戸時代には矢倉沢往還として江戸から箱根を抜ける脇街道として整備された古道でもあります。


富士見塚の桜と菜の花の見頃は1~2週間前がピークでしたので、今年は完全に見頃のピークを外した前後に訪れてしまったことになります(苦笑)


なので今日はほとんど期待せずに公衆トイレの先にある西側斜面に行きましたが案の定、菜の花はジ・エンド状態。


気を取り直して、今度は南東側の急斜面の農道をヒルクライムしていくと・・・


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こちらには菜の花が咲き残ってくれていたのでラッキーでした


桜は散り始め富士山には雲が掛かってましたが、奥行きのあるダイナミックな光景を見れたので十分満足


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そして青い空に白い雲、菜の花と桜と新緑を収めてみると意外といい雰囲気


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さらに登ると菜の花畑と小高い丘の針葉樹と青空の雰囲気もなかなか楽しめました。


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続いて菜の花畑の向こう側には塔ノ岳と大山の光景が映ります


さっきまで不透明雲で隠れていた太陽も夕方近くになり姿を現したのはラッキーでした[晴れ]


今日は予想外に良い光景と撮影が出来たので、思い残すことなく上大井方面へ下って県道72号に合流します


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そして国府津まで一気に走り抜けます。


曽我梅林の梅の木もすでに葉っぱの木になっていました。


そのまま国府津に出てから曽我丘陵へのハイキングコースをちょっとだけプチクライムして箱根と富士山の光景を眺めます。2018-04-08 渋沢丘陵など026.jpg


富士山にはまるでフランスパンのような雲が掛かっていました(苦笑)


そして海の様子見も兼ねて国府津海岸に立ち寄ります


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右に箱根の二子山、左に真鶴半島と伊豆半島が見渡せます


今の季節は地形の関係で夕陽が当たらないようでした


続いて東側 左には西湘バイパスが走ってます。


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後はのんびり帰路に就くだけと思い、国府津より西風の追い風に乗って気持ちよくR1で二宮~大磯まで走ります。


ところが大磯の吉田邸付近での信号待ちの際に何気なく後ろを振り向くと西側の夕焼け[晴れ]がとても綺麗なことに気付き、これはどこかでシャターチャンスを狙うしかないと感じ、大磯のいつもの場所へ狙いを定めます2018-04-08 渋沢丘陵など012.jpg


途中から太平洋岸CRを走り大磯の照ヶ崎海岸に向かいます(上の写真の中央部の岬です)


今日担いできたカメラは10年落ちの入門機デジイチ(APS-Cタイプ)と持参したレンズも型落ちの古い広角レンズでしたが、幸いなことに持参した広角レンズとND400は同じフィルター径(77mm)だったので、この条件でマジックアワーの撮影にチャレンジしてみることに・・・2018-04-08 渋沢丘陵など013.jpg


そして照ヶ崎へ 


到着したときはすでに日没直後のマジックアワ~が進行中[るんるん]


しかも先ほどまで富士山に掛かっていた雲はほとんど消え掛かっていたのでテンションもUP[右斜め上]


これは想定外の好条件と感じ、ロードバイクをアースロックして階段を下り波打ち際に向かいます。


波打ち際にはカメラマン1名のみ。あとは磯の周辺でワカメや海藻を拾っているおじさんが2名ほど。2018-04-08-渋沢丘陵など029-2.jpg


迫り来る波を確認しながら岩場へ移動し、三脚+フォーカスを確認後、ND400をレンズに装着してから条件を変えながら何パターンかで撮影を開始


周期的に押し寄せる高波にも気を払いつつ、終盤に長時間露光でさざ波を雲海のように撮影した渾身の一枚が下の写真です2018-04-08-渋沢丘陵など031-1.jpg


相模湾の先に富士山のシルエットと箱根の峰々


ライド終盤にこの光景を拝めたことは想定外でした[晴れ]


その後は大磯港よりライト灯してR134を快走して湘南大橋(相模川)の歩道を走行中、橋の上から西側の富士山と☆金星を撮影


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2週間前と同様に富士山と金星がすっきり見えました。(2週間前の金星の記事はこちら


この日も終盤に想定外の光景を楽しめたので、次回以降も荷物の多いライドがしばらく続きそうです(笑)


■走行距離  74km


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