梅雨入りしましたが、昨日より珍しく晴天です。
5月の週末は晴れの日が多く、登山3回、サイクリング3回と毎週結構ハードに活動していたため、やはり少し疲労が蓄積していたようです。
先月、自転車でヤビツ峠をアタックしたことで、次なる目標としていたルートが、箱根旧道~大観山でした。
自転車のキャリアはまだ半年にも満たないのですが、鉄は熱いうちに打てのごとくチャレンジしてきました。
自宅を10時過ぎに出発し酒匂川まで一気に走ります。
快晴でとても暑かったです。
この炎天下で箱根なんて登れるのか? 少し不安がよぎります
小田原のコンビニで休憩し、箱根湯本手前の三枚橋に正午頃到着しました。
遠くに箱根湯本駅が見えます
三枚橋が箱根旧道のスタート地点です
さて、気合十分で箱根旧道に挑みますが、いきなり結構な登坂が続きました(泣)
とてもきつい登りをしばらく耐えながら、須雲川インター入り口を過ぎ、道は大きなカーブで須雲川を渡ります。
カーブの先にある、箱根大天狗神社の鳥居前に到着
振り返ったところ・・ 結構な登り坂です。
やがて畑宿を通過します。
箱根寄木細工で有名な場所
いつもならここでお土産でも買って・・・と少し観光気分に傾きかけますが、そんなわけにもいきません(笑)
それにしても伝統を感じさせる建物です
しばし登って行くとついに登場 「恐怖の七曲り」
学生時代にはよくドライブで訪れた場所です。
自分は走り屋ではありませんでしたが、急カーブが連続するこの急坂は、ドリフト族など走り屋にとって聖地の様な場所でした。
そんな場所をこれから自転車でヒルクライムすることに、何故かとても新鮮味が湧いてきます
もう暑くて辛くて... 我慢の限界を越えてしまいました(泣)
他のローディたちもところどころで休憩されていて、互いに「ほんとうに暑いですね~」「今日はキツ過ぎるよ~」などと声を掛けながら進みます。
七曲りを登り切ると、見晴し茶屋に到着
七曲りを振り返ります。
この前後でハイキングの団体さんと遭遇し、大勢の人から「ガンバレー」と何度も暖かい声援を頂きました。
まるで箱根駅伝みたいだな~と思ってしまい、とても嬉しかったです。
この後、さらに「猿すべりの坂」に突入です。
本当に坂だらけ..恐るべし箱根旧道
ようやく甘酒茶屋に着きました
大賑わいでした。
少し進むと..
視界が開けてお玉ヶ池です
雰囲気がいいですね~
歴史を感じます。
とても静かな池です。しばらくここでのんびり・・・とはいかず、先に進みます。
この後、旧道のピークらしいラーメン店(標高約800m地点)を通過し、元箱根へ下って行きます。
元箱根は行楽日和により、多くの観光客で賑わっていました。
芦ノ湖の湖畔に移動して、おにぎりランチです。
箱根山(神山)も
しばし休憩した後、ここから湯河原へ向かうため、箱根関所跡より大観山まで登ります
脚の筋肉は相当パンパンな状態だったので、アミノバイタルをチャージし、気合いを入れ直しました。
ここからさらにヒルクライムをし、標高1,000mの大観山まで登り詰めます。
視界が開けた道で、照りつける太陽光を遮るものもなかったのですが、標高が高い分、気温も若干緩和された感じがしました。
もう、今日はヒルクライムばかりなので、いい加減身体も慣れてしまったようでした(笑)
途中の芦ノ湖や箱根山が見れるビューポイントで1枚
「もう少しで大観山だ~」 と最後の気合いで漕ぎ続けます。
さらに進むと、ようやく大観山に到着しました。(14時40分頃)
多くのドライバーやライダーの方々が休憩されていて、自転車を漕いでいる自分は明らかに浮いているようでしたので、そのまま通過して椿ラインに向かいました。
椿ラインに入って少し進んだポイントです。素晴らしい眺望でした。
これより、椿ラインはただひたすら下るだけです
先月ヤビツ峠でヒルクライムした後のような「アフターヒルクライムの御褒美」が楽しみです
ところが・・
大観山(標高1,000m)から奥湯河原温泉郷までの下りはブレーキ操作だけで、約30分弱で到着しました。
「アフターヒルクライムの御褒美」というよりも、ブレーキ操作で手首の筋肉がとても疲れてしまったという感じでした・・(笑)
クロスバイクでフラットバーだからかもしれませんが、二の腕の疲労感も強かったです。
その後、奥湯河原温泉街の急坂を下って行き、湯河原駅に無事到着。
輪行バッグに収納し、売店で買った缶ビールを一気に飲み干し、東海道線に乗り込んで無事に帰宅しました。
■走行距離 約73km(自宅~芦ノ湖~大観山~湯河原駅)
■サイクリング時間(休憩含む) 5時間7分
■平均速度 20km/h
■最高速度 48km/h
■消費カロリー 1667cal
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(ガーミンbasecamp) 1,660m▲
天気も良く、景色も良く、箱根旧道から大観山まで自転車で走れたという達成感が得られて良かったです。