35年ぶりの夜空 皆既月食 [日常]
<皆既月食> 2018年1月31日
1月31日は約3年10ヶ月ぶりの「皆既月食」に加え、通常より月と地球との距離が最も近くなり月が約1.4倍の大きさに見える「スーパームーン」、さらに1ヶ月間に2回目の満月となる呼び名の「ブルームーン」も合わせ、この日の夜はこれら3つを重ね合わせたスーパー・ブルー・ブラッドムーンとなり、とても貴重な巡り合わせの天体ショーとなり実に35年ぶりの夜空となりました。
35年前のことなんてまったく覚えておりませんが、それほど珍しい自然現象ということで、仕事も早く切り上げて21時に帰宅しました。
事前天気予報では雲り空により、皆既月食は拝めないかなとも思ってましたが、21時過ぎにベランダから夜空を見上げたら意外にも月がクッキリと姿を現していて全然OKでしたので、撮影に勤しみました。
21時37分 月食が少しづつ始まりました
約2ヶ月前のスーパームーンの記事でも書きましたが、地球から約36万kmという想像もつかないほどの距離感のところにある月ですが、太陽と地球と月が一直線にピッタリとした位置に収まる皆既月食というのは天文学に疎くてもとても興味深い自然現象ということで、寒い夜空で身を屈めながらじっくりと眺めました
太陽の周りを地球は一年間かけて反時計回りに1周し、地球の周りを月は約27日間かけて反時計回りで1週する巡り合わせの中で、皆既月食の時は太陽と地球と月が一直線の串刺し状態になります。
そう考えるとそんな巡り合わせというものも、とても不思議で感覚を覚えます。
そして皆既月食が終了してから約2時間後の2月1日0時50分頃のスーパームーンです。
凍えるほどとても冷え込んだ寒い夜でしたが、身体を温めるために少しアルコールの力を借りて(苦笑)。1時間ほど夜空を眺めて貴重な天体ショー楽しむことが出来ました。