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新緑の西丹沢深部へ  [山関連]

今回は先月に行ったトレッキングネタです。
ブログタイトルどおり、ここ数年はロードバイクと登山の2足のわらじ状態で趣味を楽しんでますが、脚の筋肉と心肺機能の強化にも繋がっているので、あとはしっかりダイエット出来れば言うことなしですね...(笑)
5月の山歩きといえば、やはり地元の丹沢の新緑ということで西丹沢の奥地にある丹沢三滝のひとつと言われる名瀑:遺言棚まで歩いて来ました。
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小川谷上流の東沢沿いに登り、東沢乗越まで詰め上がります
新緑で囲まれた清流を遡上します。まさにグリーンシャワー全開でした。
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正規ルートの登山道ではありませんが、東沢乗越までさわやかな新緑に囲まれた渓谷歩きです
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やがて沢幅も狭くなり、何度も支沢との分岐を繰り返しながら進みます。
途中には美味しい湧水スポットもあり、喉を潤せます。
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沢の源頭まで詰め上がり、最後の急斜面を登りきると東沢乗越に到着
そして反対側にある同角沢の急斜面を下ると遺言棚へ到着
遺言棚so-net068.jpg
遺言棚は落差45m (この日は水量が少なくて残念...)
標高1,000mほどに位置する遺言棚ですがその不気味な名の由来は、ここへ訪れるのなら遺言書を残してから来るようにということのようです。(もちろん書いてませんが...)
玄倉川(ユーシン渓谷)に流れ込む急峻な同角沢の源流部にあることにより、昔はまともな登山ルートもない時代でしたし、地理的にも険谷にある秘境感たっぷりの場所なので訪れてみて納得出来ました。
遺言棚so-netアース.JPG
↑ Google Earthでのイメージです。
この山域は玄倉からかなり歩きますがユーシン独特の真っ白な石英閃緑岩と水の流れがとても綺麗なのでこれからも時間の許す限り訪れたいと思ってます。
ここ遺言棚は早戸大滝、本棚とともに丹沢三滝とも言われており、秋の紅葉シーズンにも体力を維持して再訪したいと思います。
遺言棚から尾根道(バリエーションルート)を300mほど登って同角山稜の登山道に合流します。
遺言棚so-net041-1.jpg
ザンザ洞キレット
ここ同角山稜(ユーシンロッジ~檜洞丸)は切れ込んだ谷が多い山域で、登山道自体もアップダウンが激しいです。
アクセス的にも人が少なく、丹沢では屈指の眺望が楽しめるので静かな山歩きが出来るメリットがあります。
遺言棚so-net042.jpg
同角ノ頭(標高1,491m)付近より東丹沢方面(塔ノ岳~丹沢山)の眺めも楽しめました
・歩行距離   28km
・行動時間   12時間
・累積標高 ±2,400m
この日は玄倉(丹沢湖畔)より同角山稜を周回してのロングの山歩きにより、ロードバイクに例えるならば山岳センチュリーライドクラス(?)の疲労感となりましたが、結構タフルートを歩けるのもロードバイクで継続的にロングライドしているからこそと実感出来ました。
特に自分の場合重い荷物を担いでロングすることが多いので、体力維持の目的としても自転車ライフは生活スタイルとして欠かせないものとなりました。
もう少し欲をいえば山登りもヒルクライム同様にやはり体重(体脂肪)が少ない方が余計な負荷が掛からないので、これからは筋肉を落とさずにもっとダイエット出来ないものかと今回も感じた次第です(笑)

タグ:沢登り 登山
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