熱海~沼津へ続く最短ルートの激坂に挑戦! [静岡・伊豆半島・沼津方面]
2017年5月5日
<沼津 千本浜海岸と富士山>
GW後半のこの日も天気も良く、午後からスタートの半日輪行ライドで以前より気になっていた熱海~沼津を越える県道11号:熱函街道を走って来ました。
この区間を走る鉄道は、東海道本線、東海道新幹線がそれぞれ丹那トンネル(複線トンネルとしては日本第2位の長さ)、新丹那トンネルによって熱海~三島を一気に走り抜けているのですが、車での往来は熱函街道で山越えしなければならず、このルートは事前にネットで調べたところ、かなりの激坂ということで半年前に熱海峠まで走った時はこの道を敬遠して県道20号を走ったこともあり、いつかはヒルクライムしてみようと思っていたルートです。
熱海市街地よりピークの笹尻交差点までは距離4.4kmで標高差400m、平均勾配9%というコース的には激坂とはいえピークまでの距離が短いから走る前までは何とかなるだろうと思っていたのですが、実際に走ってみるとかなり堪える坂道で苦戦を強いられました(苦笑)
自宅を正午に出発し、R134を西進します。
サザンビーチも賑わっていました。
湘南大橋(相模川)の気温計は19℃を表示
海からの風は比較的冷たく感じる日でした。
橋を渡ると上空にパラグライダー! 気持ち良く飛行中
R134を進んで大磯よりR1に合流します
R1は交通量少なめでした
やがて酒匂橋へ
小田原市街を走り抜けて、早川港で休憩
その後はR135で海沿いをしばし快走~
江の浦港では釣り人も多数
この海岸線を爽快に走れる気分にしばし浸ります
波の音を聞きながら快走(反対車線は大渋滞中でした..)
走って来た海岸線を振り返って
大山~丹沢の表尾根もクッキリ
真鶴駅で小休止
ここから一旦湯河原まで下り、再び熱海ビーチラインを横目にR135を登り返して熱海へ
海は赤潮が大量発生中・・・
お宮の松
熱海港 多くの観光客で賑わっていました
さて、これより本日のメインコース
県道11号のヒルクライム開始!
↓下の図のが今回の激坂区間です。(区間距離4.4km、標高差400m、平均勾配9%)
熱海港を出発し、まずは来宮駅までの市街地ヒルクライム
来宮駅までの道でさえかなりの急坂です(笑)
熱海梅園を通り過ぎ、厳しい坂が続きます
平均勾配12%以上と言われる区間がキツイ!
この県道11号は熱海より箱根方面へのアクセス道も兼ねているため交通量がとても多く、気が休まる時間はありませんでした
カーブの先も勾配のキツイ坂道がしばらく続いて全身汗だく..
ようやく三島方面へ抜ける笹尻交差点に到着
ここを左折すれば下り基調です
鷹ノ巣山トンネル(全長1,268m)を通過
長いトンネルを抜けると駿河湾が一望できます
途中、県135号方面に右折し酪農王国オラッチェへ向かいます
ここでもパラグライダーが、この辺りはパラグライダースポットのようですね
看板を進んで酪農王国オラッチェに到着
ここは地ビール工房やバター・チーズ工房、動物とふれあうことも出来るファミリー向けのスポットのようですね
園内に入り生乳ソフトをチャージ とてもコクのある味わい深いソフトクリームでした
再び県道11号に合流後、しばらく下ってつい先日オープンしたばかりの函南町R136号沿にある道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」へ
まさに伊豆の入口という意味ということで、立ち寄り湯もありバイクラックも数多く、自転車乗りの貴重な立ち寄りスポットの様で盛況でした。
その後は眩しい西日に対峙しながらも三島市街をひた走り、沼津港を目指します。
狩野川に架かる香貫大橋を渡って沼津市街へ
やがて沼津港に到着
半年前にも訪れた沼津港から千本浜のサイクリングロードを流します
千本浜と富士山
黄金色の駿河湾
風もなく気持ち良くてどこまでも走れそうな気分に...(途中で引き返しました)
やがて夕陽が沈みます
その後は黄昏時の沼津港に戻ってから沼津駅まで走り、ロードバイクを輪行バッグに詰め込んでから東海道線の鈍行列車をホームで待ちます
缶ビールは買ったものの疲れ切った身体に染み渡って悪酔いしそうだったので、今日は飲まずにガマンすることに・・・(笑)
鈍行列車でのんびりと最寄り駅まで無事に帰宅
五月晴れの下、半日でしたが充実した片道切符の小さな旅が出来ました。
■走行距離 103km
■消費カロリー(サイコン) 2,024kcal
▲獲得標高 1,265m