リハビリウォーキング [ウォーキング・散策]
今回の記事はロードバイクの走行記録ではなくウォーキングのものです。
この1ヶ月半、怪我によりロードバイクには乗れずに治療を続けてきたのですが、病院の先生からも筋肉が落ちることを避けるためによく歩いたほうがいいというアドバイスを受け、早速リハビリウォーキングをして来ました。
しかし途中から坂道を登りたくなり結果的に「リハビリハイキング」となってしまいました(笑)
ただのウォーキングなら自宅周辺でもいいものですが、天気も良かったので、とりあえず東海道線の下り電車に乗り込みます。
東海道線は駅間の距離がだいたい5Km前後なので、ウォーキングの際は1駅分歩くのが自分の目安だったので、今日はそのつもりでまだ歩いたことのない二宮~国府津間を歩いてみようと思いました。
二宮駅北口(吾妻山側)よりしばらく道なりに歩きます。
天気も良かったので、あえて線路沿いを離れ丘陵地帯の住宅街を上り、峠公園の先を進むと丹沢方面と曽我丘陵が見渡せるポイントに到着。下の道路は小田原厚木道路です。
この時点で国府津駅はかなり遠くなり、明後日の方角となりました(笑)
この辺りで2kmほどしか歩いていなかったので、さてどうしようかと考えていたのですが、サイクリングで良く走りに来ていた「やまゆりライン」(曽我丘陵)の入口付近の坂呂橋の交差点(県道709号)にいつも気になるラーメン屋があること思い出し、そこまでとりあえず歩いてみようと・・・(かなり気まぐれです)
道端にはアザミがしっかりと咲いていました。
やはりこの季節は外の空気を吸うことが一番のリハビリだと思います。
雑木林の階段を下って行きます。
やがて幹線道路に合流し、中村川の橋を渡れば新坂呂橋
橋の上より水面を見ると、大きな鯉が泳いでいました。
鯉のぼりの季節ですね。
そして坂呂橋交差点にあるラーメン屋に到着
特選味噌ラーメンをオーダー。とても美味しく頂きここまで歩いてきた甲斐がありました。
さて、この後は・・・
いつもこの場所にいる時は100%自転車なので、今日は徒歩でこの場所にいるという違和感が半端なかったです(笑)
ならば、やまゆりライン方面を歩き、その後は曽我丘陵の稜線まで登ってしまえば、ハイキングコースに合流し、国府津駅まで下ればいいかと思い実行に移します(普通の人はこのような選択はしないと思います..)
やまゆりラインの分岐部付近より農道を上っていきます。
じわじわと高度を上げていきます
リハビリなので慎重に・・
すると、北側方面には塔ノ岳~ヤビツ峠~大山がクッキリと見えました。
やはり新緑の季節はいいものです。
この時点で完全にトレッキング気分になっていました(笑)
完全なるダート道を歩きます。MTBで走るなら楽しそうな道です。
東側方面には湘南平のテレビ塔も良く見えました(ズーム撮影)
怪我をする前までは、ロードバイクであのテレビ塔を目指してヒルクライムしたものです。
しかし、今日は小さいリュックを背負っているものの、こんな山奥に来る予定ではなかったので地図もコンパスも持たず、しかもジーパン・スニーカースタイルです(笑)
それでも方角と尾根筋を見ながら適当に勘を働かせて歩いていきます。
道端にはいろいろな種類の花が咲いています。
シャガも咲いていました。
少し進むと眼下には、やまゆりラインが見えました。
いつもは自転車でゼ~ゼ~しながらヒルクライムしている道です。
尾根筋を確認しながら歩いていくと、半年ほど前に来た六本松跡(鎌倉時代の峠)に出ました。
後は綺麗に整備された曽我丘陵ウォーキングコースで国府津駅まで歩きます。
でもここから6kmほどあります。
天気も良いのでのんびりと歩けました。
西側斜面より足柄平野と箱根方面の山々です。
左のピークが金時山、右のピークが矢倉岳です。その先には富士山ですが雲が掛かっていました。
至る所にこのような道標があるので、迷うことなく歩けます。
西側方面に小田原市街と真鶴半島も良く見えます。
この辺りは秋に歩くとみかんが鈴なりでとても良い風景を楽しめます。
しばらく道なりに進むとゴール地点の国府津駅が見えてきました。
そのまま道なりに急坂を下り、無事に国府津駅に到着。東海道線で帰宅しました。
■歩行距離 12.7km ■累積標高 約910m
しかし今日はリハビリによりこんなに歩くつもりはなかったのですが、やはりいい景色を求める本能が勝ってしまった様です(笑)
再びロードバイクに乗れる日を目指して、少しづつ治療と身体を作り直していければと思います。