熱中症対策に適度なポタ ~境川CR [ポタリング]
<境川CR 鷺舞橋>
2018年7月22日
記録的な猛暑が続いてます。
暑い夏が好きとは言ってもこれほど記録的な猛暑日が連日続くとさすがにげんなりしてきます。。
翌7月23日には日本の観測史上最高気温41.1℃を熊谷で更新するほど異常事態になってます。
参考にまでに気象庁のHPを眺めてみたら、観測史上最低気温は今から100年以上前の1902年に旭川で記録している-41℃だったようです。
人間の生きている時代と場所は違えど、常に一定の体温の36度前後に保ち続けているヒトの恒常性というのは普段ほとんど意識しないことですが改めて凄い機能だと思います。
なぜこんなことを綴っているのかというと、実は先週酷暑の下走ってきた足柄峠で数年ぶりに熱中症一歩手前のような感覚を覚えたからです(歳のせいもあるかも・・)
熱中症一歩手前の状態に陥ったのは、数年前に登山で南アルプスの最高峰:北岳へ登った時以来でした。
その時は真夏の雲一つない炎天下でテント泊装備に食材など含めて約30kgの重量をリュックに担いで、約7時間掛けて北岳山頂(標高3,193m)まで担ぎ上げたのですが、その後のテント場では当然のように満身創痍によりダウンしました(笑)。
でも最後までピークハント出来た理由はやはり定期的な水分補給に尽きると思いました。
人の身体は暑ければ体内の熱を逃そうとして身体中の細胞が開き体温を一定に保とうとしますし、逆に寒ければ皮膚の毛細血管を収縮させて身体中の熱を外に逃がさないようにします。
暑い真夏の熱中症対策としてはやはり適度に汗を掻いて身体の熱を冷ましつつ、その分定期的に水分を補給(ミネラル分も含む)することが大切なんです。
また恒常性を保っているのが自律神経ですが、特に真夏の暑い日に、エアコンの効いた室内から屋外へ出たり入ったりし、仕事の通勤や取引先への移動などで電車に乗ったり降りたりと暑い場所と涼しい場所への移動を繰り返すことで自律神経が消耗し続けるので、今夏のように猛暑が続くと普段の日常生活だけでも体力がかなり消耗してしまいます。
個人的な見解ですがそのような自律神経をリセットする意味で、スポーツバイク(クロスバイクやロードバイク)などの適度な有酸素運動は身体中の細胞の活性化と毛細血管を増やす効果が明らかにあるので、むしろ熱中症対策にはなるべくに週末など定期的に自転車に乗り続けた方がいいのでは感じてます(もちろん乗る人の体調や無理と油断は禁物ですが。。。)
ということで、この週末も一歩外に出れば灼熱の太陽が照り付けて、ムワッ!とした熱い空気に一瞬のうちに包まれてしまったのと今週は相当仕事の疲れが溜まっていたのでロングライドは控えて夕方ポタで少し弱気な熱中症対策をして来ました(笑)
まずは引地川沿いを南下します
時刻は17時ですが、少し走っただけで全身汗だく。まだまだ暑い・・・
河口まで走って鵠沼橋より江の島方面を眺めます
右上にはおなじみのカモメさん
江の島方面をしきりに観察しているようです(笑)
右に入って鵠沼海岸へ立ち寄ります
このあたりは遊泳禁止エリアなので人はまばらです。
江の島の右側の相模湾に大きな船が見えます
よく見てみると・・・
にっぽん丸です
調べてみたら仙台発着の「世界遺産熊野古道と鎌倉・江の島クルーズ」により今朝片瀬漁港に到着した模様
オプショナルツアーで古都鎌倉などを巡るツアーが組み込まれているそうですが、きっと今日は大混雑の鎌倉だったのではないでしょうか
鵠沼橋にいったん戻って、いつもポタリングする片瀬江ノ島方面へ向かいますが。。。
片瀬海岸のビーチは夕方でもまだ大混雑。
普段はマジックアワーの撮影のために訪れているのですが、今日はここで諦めます(早い!)→ マジックアワーの記事はこちら
茅ヶ崎方面の眺めを撮り納めしてから、今日は全然走れてないのでこの時間から境川CRの鷺舞橋(湘南台)まで走ることに決定!
走って来た引地川CRを北上して
東海道線の見える親水広場で休憩を挟んで
高山橋を過ぎると石名坂の温水プール用のごみ焼却場の煙突が近づいてきます
その後は引地橋西を右折して県道43号で小田急線藤沢本町駅へ
駅前をスルーして白旗神社へ
白旗神社は鎌倉時代より源義経(牛若丸)を神様として祀らわれている源氏ゆかりの神社として知られています
市民病院の横の道を進んでから境川CRに入ります
外気温はまだ30度くらいありましたが、走行中に掻いた汗が心地よく身体を冷やし体感的には25度設定のクーラーの効いた部屋にいるような感覚です
なので家の中にいるよりも少しはエクササイズ効果もある自転車の方が電気代も掛からないしとてもリーズナブルだなぁと感じました(笑)
2週間前にも走ってきましたが、あの時はロードバイク。今日はポタ用ブロックタイヤ号。
タイヤに空気をパンパンに充填してきたものの、必死に漕いでも出せるスピードは20km/hくらいが限界(笑)
それでも風を切って涼しく走れるので、イイ感じで進むとあっという間に鷺舞橋(今田休憩所)に到着
写真撮影で何度か立ち止まったものの、前回走ったロードより早いタイム(笑)
この時間でも10名前後のサイクリスタが休憩中でした。
やはりここは自転車乗りの憩いの場ですね
トイレの裏手にあるセブンティーンアイスへ
シマシマのソーダフロート味をチャージ。
実は自宅を出発後ここまで何も飲まずに走ってきたので、格別に美味かったです^^
その後は目の前にある鷺舞橋を渡ってみます。
ミニ三脚とNDフィルター(ND400)を持ってきていたので今日は鷺舞橋からのマジックアワーの撮影です。
境川北側(上流側)での一枚
続いて鷺舞橋の広場前より鷺舞橋を撮影(ND400使用)
20分ほどここで休憩したあとは帰路に就きます。
マジックアワーの境川CRの前方にはお月さま
その後は走りながらも西側に見えるマジックアワーの夕焼けを楽しみながら走ります
境川CRで藤沢橋まで戻り少し寄り道してから無事帰宅
意外といい汗を流せたので、最低限の熱中症対策にはなったかな?
■走行距離 32km
エアコンバリバリの屋内から、外へ出るときは、かなりの覚悟が必要ですねww
そんな状況での山歩きはちょっと不安でしたが・・・何とか無事登頂してきました^^
by achami (2018-07-26 12:04)
肩の小屋のテント場でしょうか?きれいですね。自分は登ったことありませんが・・・
熱風を浴びて自転車乗ってると暑さに強くなりそうな気がしていたのはやっぱりそうなんですね(精神論かと思ってました)。それにしても真っ昼間は暑すぎるので夕方サイクリングくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
by えすぷれそ (2018-07-26 23:45)
いろいろな条件で走り慣れているとは思いますが、
最近の気象は異常な状況ですので、
熱中症などはじゅうぶんご注意くださいね。
夕方のポタリング、茜色の空がキレイですね〜♪
大きな客船が海岸からこんな近いところまで来るなんて、
ちょっとビックリでした(^^)
by あおたけ (2018-07-27 18:05)
テントの向こうの朝焼け?の空に先っちょが見えるのは富士山ですか?
この数日はいくらか暑さが落ち着きましたが、
また暑さがぶり返しそうですから、まだまだ注意が必要ですね。
by kuwachan (2018-07-27 20:24)
achamiさん
天空の北アルプスを歩かれてたんですね!
空気も美味しく涼しそうでイイですね~^^
久しく高山にも訪れていないのですがいつでも登れるように毎週こうして地道に運動することにしております(笑)
by creeker (2018-07-27 23:05)
えすぷれそさん
肩の小屋を通り過ぎそのまま北岳まで登ってから反対側の北岳山荘のテント場まで下りました(遠い!)
以前は精神論優勢であえて熱風に身体をさらした方が鍛えられると思ってましたが、近年は真夏の気温が異常なほど高くなりすぎているので心拍数を気にしながら適度に走る様にしております(笑)
夕方の川沿いはとても心地良いですし、装備も軽装で走れるのでやはり夏のライドは時間帯さえ間違わなければサイコーだと思ってます^^
by creeker (2018-07-27 23:08)
あおたけさん
今夏はとても異常な暑さですので本当に油断出来ない日々が続きますよね。。。
猛暑にやられないよう体調維持のために週イチでも運動することは大切かと感じてます。
この日も海岸からのマジックアワーと思いきや、やはり真夏のビーチは甘かったです(笑)
でも境川CRもマジックアワーの涼しい時間帯でしたので、終始楽しめました。
しかし江の島ににっぽん丸が来ているなんて想定外でしたので、適当にでも走ってみるのも面白いものです^^
by creeker (2018-07-27 23:15)
kuwachanさん
テント場の向こう側は富士山です^^
雲ひとつない朝焼けの光景にとても感動したのでまた登りたいと思ってます!
今夏はまだ8月になる前ですが連日の猛暑により季節感が1ヶ月ほど早まってる気がしますね(笑)
by creeker (2018-07-27 23:19)
自分子供の頃から自律神経が弱くて、少し寝不足に成っただけでどうにもならないくらいの偏頭痛や体のほてりとかで随分苦しめられましたが、自転車乗るようになって、特に暑かろうが寒かろうが問答無用で年中走り回るようになってからは、相当自律神経が強くなり、熱中症などにもなり難くなりましたね。
まあ、走っている時は、こまめに休憩で水分とミネラル補給は欠かしませんから、これは「経験値」なんでしょうね。
by soraneko (2018-07-28 09:46)
soranekoさん
今年の夏は特別的に暑い日々が継続しているので、本来暑い夏が好きなのにもかかわらずさすがにグッタリ来ております(笑)
元々スポーツをしていたこともあり、今は逆に一方的に体力が落ちる年代真っ盛りなもので(苦笑)、継続的以上に運動しなければならないと常に感じているところです。
いつもsoranekoさんの走行距離には驚かされておりますのでとても刺激になってます!
疲労感解消と気分転換も出来る自転車は、その時の体調に合わせた乗り方が出来ますし幅広く楽しめるのがいいですよね^^
by creeker (2018-07-28 23:24)
やはりタフですね。熱中症寸前の時はザック30KGですか?
おもすぎます。私は渡渉の幌尻岳山行時でも15KGでした。
水分補給が重要ですので、水は欠かさないようにしましょう、お互い。
by Jetstream (2018-07-31 20:59)
Jetstreamさん
それまでもテント泊装備で20kg以上の重装備でアルプスを縦走したりしていたこともあったので、北岳の時は、自分の限界にチャレンジしてみようと敢えて30kgの装備で登りました。
テント泊装備でも最近のトレンドではウルトラライトと言われるようになるべく軽量化でスピード重視の登山スタイルが流行っていますが、あの時はワインボトルや大きなバーナーに交換用カメラレンズ数本などたくさん担いで登ったのですが、苦労した甲斐があり、翌日は終始最高の眺望を楽しむことが出来ました^^
by creeker (2018-08-02 01:14)