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大野山激坂ヒルクライムから小田原までロングライド [西丹沢・足柄・山北方面]

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<大野山山頂>

2016年10月10日

今回は西丹沢:山北町にある大野山へヒルクライムしてきました。

大野山(標高723m)は登山としても有名で、最寄り駅の御殿場線谷峨駅からは徒歩で1時間30分ほどで山頂まで登ることが出来、富士山の眺望が楽しめるとても身近な山です。

一方で自転車でのヒルクライムでは激坂として知られるコースです(距離6.9km、平均勾配8.4%)。

山頂から眺める富士山を期待し、事前天気予報で晴れ予報なら次はここを走ろうと計画していたので、3連休最後の10日(祝日)がようやく晴れ予報ということで予定どおり挑戦してきました。 

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当日は6時起床予定も4時過ぎに目覚めてしまい、かなり寝不足だったものの、早めに帰宅してセ・リーグのCS第3戦をテレビ観戦したかったこともあり、まだ真っ暗闇の中4時50分に出発しました。

これまでの自転車での出発時刻としては最も早い時刻を更新しました(笑)

いつもどおりR134に出て西へ向かいます。

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湘南大橋(相模川河口)の気温は17度

長袖ジャージでも涼しかったです。

花水川橋を渡り、西湘BPとの分岐部へ

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自転車はここで強制的に左へ進みます。

そして大磯港で小休止した際に、リュックに詰め込んで持参した一眼レフを取り出して撮影を試みたら、なんとバッテリー切れ(ショック!)

今日はこの意味のなさない重荷(1kg弱)を最後まで担いて走ることになるのか・・・と(苦笑)

開き直ってコンデジを取り出します。

照ヶ崎海岸より箱根方面の眺望 

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クッキリと箱根の峰々の稜線が見渡せました。

結構、釣り人が多かったです。

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大磯よりR1で国府津へ向かいます。

早朝ということもあり、交通量も少なくスイスイ走れました。

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二宮を過ぎ、国府津手前で海が見渡せる地点へ

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先週走った三浦半島が赤く染まり夜が明けました。

国府津駅の先の親木橋を右折し、県道72号~717号で酒匂川に架かる富士見大橋へ

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箱根の峰々もクッキリ

予報どおり良い天気を期待したいところです。

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連日の雨により酒匂川の水量も多め

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鷺も佇んでます。

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酒匂川CRを北上します。

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大山~ヤビツ峠方面も良く見えます。

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西側の空 

金時山(左)と矢倉岳(右) 富士山は雲の中

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振り返って南側の風景 

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稲穂の先に木々と幻想的な空。雨上がりの翌朝の風景をしばし楽しめました。

酒匂川CR終点(北側)より付近にあるファミマでカレーパンと缶コーヒーで休憩

ここまで自宅より約40km

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この後、岩流瀬橋~北足柄小を経由してから山北町に入り、R246桶口橋付近の大野山入口へ

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ここがヒルクライムスタート地点です!

↓大野山へのルートプロファイルです。

ここから距離6.9km、標高差580m、平均勾配8.4%の道のりです。

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↓今回走ったルートです。下りは都夫良野方面を経由して谷峨駅まで辿りました。

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最初は少し登ってから平坦な道を進み、1kmほど先にあるバス停(大野山登山口)があります。

その先にある足柄ボクシングジムを通過

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この先は平均勾配8%くらいの道を進みます。

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評判通りの登坂をひたすら漕ぎ続けます。

延命水(湧水)が左側に登場

今日は涼しかったので、さほど喉は乾かなかったです。

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途中、数か所の分岐点もありますが大野山「くるま」方面に進みます。

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↓やがて深沢三差路に到着 ここは都夫良野方面への分岐部です。

右に進むと大野山山頂方面です。

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ここからさらに激坂区間に突入です!

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細い林道の激坂をひたすら耐え続けて登って行きます。

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高度を上げるにつて少しづつ視界も開けてきます。

箱根の金時山も良く見えます。

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途中に可愛らしい木製ベンチも

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さらに登ると相模湾の眺望と眼下に牧場が見渡せます。

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ズームで牧場を1枚

のどかな雰囲気です

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車道終点まで登り駐車場先のゲートからは自転車を押歩き、ようやく大野山山頂へ到着

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大野山山頂 標高723m

期待していた富士山の眺望は拝めず(残念!)

ほぼ無風でしたが寒くてすぐに下山、もといダウンヒル開始です(苦笑)

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北側には丹沢湖も見えます。

少し下った場所から南側をパノラマ撮影(相模湾~箱根方面)

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はるか下には東名高速(都夫良野TN付近)も見えます  

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そしてここから江の島が見えたことにビックリ!

帰宅後に地図で計ったら直線距離で40kmもありました。

自宅方面もあの辺りなので、あんな所からここまで走ってきたのか~と実感しました。

そして帰路の事を思うと少し憂鬱に・・(笑)

↓上の写真の光学ズームで

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↓箱根の大涌谷もガスが上がりハッキリと判ります。

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登って来た道をしばらく下って行きます。

短パン、秋用長袖ジャージのウェア選択は失敗でした(寒い!)

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途中、都夫良野方面(深沢三差路)への分岐点を右手に進み、アップダウンのある林道を進みます。

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ところどころ小枝や枯れ葉が散乱する山深い林道でした。

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進んでいくと茶畑も多く見られました。

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雨後により林道はややスリッピーでしたが、途中より、谷峨駅から大野山へ向かうと思われる延べ20名以上のハイカーとすれ違いました。やはり結構人気のある大野山です。

しばらく林道を下り切ると県道727号(旧246号)の嵐橋の見える場所に到着

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迂回して、谷峨駅へ

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掻いた汗により身体の体温も低下し始めて来たのに加え、一向に天候も上向かず涼しい中とりあえず山北へ向かおうと、自転車に跨った直後!によもやのハプニング[あせあせ(飛び散る汗)]

濡れていたやや深めの砂利に気付かず、後輪がズルッと左側に傾き、そのまま左肩より転倒。

顔面のかすり傷程度で済み良かったものの、ヘルメットの左側頭部が凹んでしまいました。

本当にロードバイクでコケる時って、いつもこのような何でもないところなので気の緩みには要注意です。

グローブも濡れた砂利により、びしょ濡れ・・

あ~驚いた~と大事に至らず安堵感を感じづつ山北へ向けて再び走り出すことにします

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山北駅で休憩 この時点でまだ11時

もう寒いし先ほどの転倒もあり、この時点で戦意喪失気味でしたが、駅前トイレで鏡を見て大した傷ではない事を確認出来、まあ少し天気が回復することを期待して気を取り直して小田原へ向かうことにしました。

県道74号で大雄山駅前へ

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7-11で唐揚げ棒と涼しいけど体力回復を期待して?ソフトクリームをチャージ!

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その後しばらく道なりに南下し、小田原市街へ向かいます。

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途中渋滞にもハマり・・

何とか小田原市街に到着し、北側より小田原城

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その後、R1に出て早川駅

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今度の週末は一夜城まつりの様です。 

次は小田原港へ

上の橋は西湘BPのブルーウェイブリッジです。

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小田原ちょうちん灯台をズームで

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とてもユニークな灯台ですね

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3連休最後ということもあり、結構賑わっていました。

早川より箱根方面 相変わらずの空模様(苦笑)

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箱根口より小田原城南側の駐車場(藤棚交差点)でトイレ休憩後、お濠側に移動し東側より再び小田原城を一枚撮影

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天守閣は溢れんばかりの人でした。

小田原を後にし帰路につきます。

風も強まり、向かい風の中漕ぎ続けます。

とても多くのローディと共に抜きつ抜かされつつ進みます。

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国府津~二宮~大磯と寒空の中走り抜けて花水川河口より海岸へ

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大磯港の灯台と伊豆方面

まるで夕方の様な写真ですが、この時点でまだ13時45分。

いつ晴れるものかと期待しながら走ったものの、結局晴れず仕舞でしたのでそのままR134を西進し帰宅しました(笑)

■走行距離 132km

■消費カロリー 2,780kcal(サイコン)

■走行時間(休憩時間等含む)9時間34分

▲獲得標高(ルートラボ) 1,703m

今日は早朝からのライドでしたが結構涼しい中、激坂の大野山を無事ヒルクライム出来たことは良かったです。

今回は前回とは逆パターンで天気予報が外れてしまったものの、終始涼しげな空の下雨が降らなかっただけでも良かったのかもしれません(苦笑)


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大型中年

Creekerさま

ロングライドご苦労様でした。また早朝出発お疲れ様です。かなり時間がゆったりしたと思いますがどうでしょうか?(実は、少しでも仲間を増やしたい・・・・)
大野山は是非行ってみたいところでした。結構静かそうですね。おそらく保土ヶ谷からでも130kmぐらいでしょうか?とにかく展望が良さそうな峠なのでぜひ行ってみたいと思います。
できれば晴れの時に行きたいのですが、富士山だけはすぐそばまで行ったのに見えないとやっぱり残念ですね。私も結構富士山の写真を撮っていますが、なかなか満足できる一枚ってなかなかないデス。また、狙う位置もあるようですが、Creekerさんはどこが一番おススメですか? 
私は一番近かった、足柄峠と山中湖が奇麗でしたが、宝永山の位置が中途半端にあるので、富士山の西部がいいかと思います。でも滅多に行けません。
木曜日から出社になります。今度の土曜日は通常営業に戻しますが、どこに行くか決まっていません。晴れの予報なので富士山が見たいと思っています。
by 大型中年 (2016-10-10 22:04) 

Jetstream

今日は晴れの予報でしたが、すっきりしない空模様でしたね。
大野山へのヒルクライム、最後は押し歩きですか。 きついですね。 下りは早いと思いますが気を付けて下ってください。
132kM、累積標高差1,700M以上、9時間とは充実感一杯と察します。 ロングライドお疲れ様でした。
by Jetstream (2016-10-10 23:02) 

喫茶こじろう

大野山は訪問者が少ないエリアですが、開けた山頂ゆえ標高以上の展望が期待できる素晴らしい場所ですよね。その展望を楽しむためには神奈川県内でも屈指の激坂を制圧しなければなりませんが、頑張ってもがいた分だけ登頂したときの達成感が大きいコースと思います。私も過去に2回ほど挑みましたが、いずれも散々苦悶させられており、苦手意識もあってなかなか足が向きません(苦笑)
足柄ボクシングジムも健在なのですね(笑)

昨日の午後は国道1号線の上り線は終始向かい風でしたが、Creekerさんが走られた時間帯も同じような状況でしょうか。山岳路で疲弊したカラダでも、向かい風に打ち勝てるメンタルが欲しい今日この頃です。
by 喫茶こじろう (2016-10-11 22:43) 

soraneko

ようやく涼しくなってきたのは良いのですが、山間部に行くと今度は寒さが襲ってくるようになりましたね。
ウィンドブレーカーは勿論の事、インナーの着替えも持っていく事も有ります。
ようやく天候も安定してきたところですし、今週末は絶好のツーリング日和になりそうで楽しみですね。
これがまた紅葉の季節に成ると自動車やオートバイが増えてくるので、今ぐらいの時期が一番楽しめる季節のように思います。
by soraneko (2016-10-11 22:52) 

tsaii3040

本当に10日は天気予報の様には晴れなかったですね。私は地区の運動会があったので、軽く40km程走って来ましたが寒さとの戦いでした。
by tsaii3040 (2016-10-12 00:36) 

creeker

大型中年さま

やはり早朝出発は午前中だけで目的地を含めての主要ライドが出来るのでメリットは大きいですね!
しかしながら前夜の就寝時刻が大型中年さんの様に21時前はとても実現できないため、どうしてもが睡眠時間3~4時間となることがネックです(苦笑)
大野山は早朝だったこともありとても静かでしたが、下る途中では大勢の登山者が登って来られたので、やはり人気のあるスポットです。

今回は富士山は見えませんでしたが、約40km離れた江の島が肉眼でもクッキリと見えたことが一番印象的でした。
富士山はどこから眺めるのも好きなのですが、西側からですとやはり南アルプス方面からがイイと思います。
但し、自転車で登ることは困難そうですので、いずれは朝霧方面からゆっくり拝んでみたいと目論んでおります。
これからの週末は秋晴れを期待して、ロングライドを楽しみたいと思います!
by creeker (2016-10-12 21:41) 

creeker

Jetstreamさま

10日はかなりの晴れ予報の期待大!で出発したのですが、終始曇り優勢の天候でしたので少し残念でしたが、これでもし雨が降られたら、装備も甘かったのでビバーグ必須だったかもしれません(笑)
多くの登山者とすれ違いましたので、大野山の人気ぶりを実感しました。
西丹沢もこれから紅葉シーズン到来ですので、これからは登山で山奥に入ることもとても楽しみにしております!
by creeker (2016-10-12 21:51) 

creeker

喫茶こじろうさま

大野山の激坂ヒルクライムは初挑戦でしたが、評判通り期待を裏切らずの激坂でしたので達成感が得られました(苦笑)
感覚的には道幅が狭いうえ勾配もキツかったので、足柄峠、ヤビツよりも実はキツいのでは?と感じました。
山頂からの眺望は素晴らしかったものの、次回は富士山のためだけにリベンジする理由を作れたことも良い収穫となりました(笑)
足柄ボクシングジムを通過した際は朝早かったこともあり、まだ開店前でしたが健在だったようです。

喫茶こじろうさんも箱根旧道を走られた後、向かい風の国道1号を走られた様で、こちらも小田原からの帰路はまた向かい風か~と惰性感丸出しでひたすら漕いでいた様な気がします(笑)
激坂ライド後に向かい風に対峙する時は、背後から迫りくるローディ達に遠慮なく先行してもらうことが、メンタル的にも最も疲れない術なのかなと最近会得した次第です(苦笑)
by creeker (2016-10-12 22:10) 

creeker

soranekoさま

10日は一気に気温が下がったので、本当に山頂では寒すぎて参りました(笑)
観光地周辺は交通量が多いので、自転車で静かな山奥をのんびり走れることは、本当に貴重なひとときを過ごせると思いますので祭りイベント等と重ならない様にルート設定に気に掛けないとなりませんよね。
例年ならこれから安定した秋晴れシーズンとなるはず?ですので、まさに絶好のツーリング日和の到来をとても楽しみにしております!
by creeker (2016-10-12 22:22) 

creeker

tsaii3040さま

天気予報は本当に予測が難しいということも理解できますよね。
しかし10日は予想以上に寒かったので、いよいよ晩秋本番?かと焦ってしまいました(笑)
運動会シーズンにより通り掛かった学校ではあちこちで歓声が聴こえてきたので、こちらも雰囲気につられて漕ぐペースが思わず上がってしまいました。
by creeker (2016-10-12 22:30) 

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