やまゆりライン~渋沢丘陵~七国峠 午後からのんびり丘陵ライド [渋沢丘陵・曽我丘陵・大磯丘陵等]
<レイクウッドゴルフ場付近より富士山>
2016年7月10日
今週も日曜午後からロードバイクで少し走ってきました。
午前中の用事が予想以上に時間を要してしまい、ロードバイクでの出発時刻としてはかなり遅めの12時40分でしたが、日没時刻が長い時期により18時の帰宅時刻までそれなりにですが丘陵ライドが出来たのは幸いでした。
今日のコースは、やまゆりライン~渋沢丘陵~平塚七国峠という、下の標高グラフの様に標高200mに満たないもののアップダウンが多いルートです。
先々週の足柄峠、先週走ったヤビツ峠に比べると神奈川ではマイナーなルートですが、まだスポーツ自転車(当時はクロスバイク)初心者だった2年前は、やまゆりラインに訪れては不慣れな自転車での登坂を練習しに通ったので、自分にとっては少し大袈裟かもしれませんが所謂トレーニングセンターのような場所です。
広域農道ながらも道沿いには自動販売機や休憩ポイントも点在し、森林に囲まれているので小鳥のさえずりも聞きながらの有酸素運動も出来、景色の良いポイントもあるので自転車で走るにはいろいろと楽しめる要素が詰まっているルートだと思います。
この時期は毎年夏山高所登山に向けての自転車でのトレーニング期間(勝手にそう思っているだけですが・・)ということもあり、ちょうど良いコースでした。
時間がもう少し早ければ箱根へ、少し遅れたので久しぶりに葉山・三浦方面にしようと思っていたのですが、R134号の海沿い駐車場の大渋滞を見てしまい、海水浴シーズン真っ盛りという現実を受けとめ、今日も毎週同様にR134号を西へ向かいます。(しばらく葉山・三浦方面を走るのはキビしそうですね)
湘南大橋の気温計は27℃を表示。相模川を渡りそのまま花水橋へ
まだこの時点では箱根を諦めてはいなかったものの、やはり走行時間を再計算し夕方の雷雨も気になっていたので、今日はきっぱりとトレーニングモードに移行・・(苦笑)
大磯より国道1号をいいペースで国府津駅へ
この先の岡入口信号を右折。
途中から県道72号に合流し、やまゆりライン(曽我丘陵)入口の田島石橋交差点へ
先週日曜日の猛暑日にヤビツ峠をヒルクライムしたこともあり、今日はその耐性が出来たのかなんとも清々しい気候に感じました(微笑)
やまゆりラインをヒルクライム
少し登って、本線を逸れ左側に伸びる道を左折して早速、寄り道(!)
眼下に足柄平野を眺めながら走ります。
先々週ヒルクライムした足柄峠方面 矢倉岳はいつも通りしっかり。
富士山は雲により見えず
しばらく走ると、右手に見晴台への標識
ここから続く農道をヒルクライム!完全に探検気分でした。
推定斜度18%?くらいの農道を登ります。(ロードでのおススメは出来ません)
箱根方面の峰々
やがて見晴台に到着(標高170m)
ここは曽我丘陵ウォーキングコースの見晴台です。
これ以上はロードで登るのはキツそうと判断し、登って来た急坂を下ります。
小田原市街の先に真鶴半島と伊豆半島も良く見えました。
手前に見えるのは東海道新幹線と小田原厚木道路です。
やまゆりラインに戻り、再びヒルクライム開始です。
登っていくと、反対車線側に今度は三浦半島と相模湾の眺め
先週登った湘南平も見えます。
やまゆりラインの第一ピーク(標高約170m)を過ぎ、しばらく下って行きます。
坂呂橋手前の分岐点までをやまゆりラインの第一区間としていますが、交通量も多いものの路面状況はあまりよくありませんでした。
分岐点を左折し、やまゆりライン第二区間のピークを目指します。
右に大山が視界に入ってきます。
先週のヤビツ峠を思い出しました。
それに比べれば今日はとても快適な丘陵ライドです。
時折、曽我丘陵の稜線を眺めながら登っていきます。
第二区間は路面状況も比較的良く、交通量も少なくなります。
やがて第二ピーク(標高約160m)を過ぎた場所にある休憩スポットへ
やまゆりラインではローディ1名のみと遭遇。
再びスーッと下り県道77号の新雑色交差点を突き抜け、三度登り返します。
最初のトンネルを抜けて、次第に登っていきます。
道端には棚田もあり、のどかな風景も味わえます。
2つ目のトンネルを過ぎ、足柄乳業を右に眺めながらヒルクライム
やがて渋沢丘陵へ。やまゆりラインはここで終了
T字交差点を左折し、震生湖へヒルクライム
意外とこの区間も地味に長いヒルクライムが続きます。
震生湖駐車場より丹沢山塊
ここまで来て、ようやくのんびり走ろうと思えました。
渋沢丘陵をポタリングします。
この辺りは四季を通じて自転車で走りに来ていますが、やはり雄大な眺めはとてもイイですね。
のんびり東へ進んで行くと、遠くに江ノ島が見えます。
今日は思っていたより遠くまで視界が効く1日でした。
ズームで江ノ島を撮影
直線距離で20kmくらい。それにしてもクッキリと見えました(驚!)
道沿いにはヒマワリ。もう真夏の感覚
県道71号まで下って南下し、ファミマで休憩
最近のロードバイク時にハマっているカフェフラッペを注入
普段は買わない商品ですが、運動している時はこんなささやかなご褒美もアリかなと(喜)
コンビニごとで少しづつ味が異なるのも食べ比べの楽しみになります。
県道71号は先週のヤビツに向かう際に地味で長い登りだったので、今日は逆方向で爽快に下っていこうと思いつつも、まだ太陽も高かったので中井電話局前を左折し県道77号で平塚七国峠(レイクウッド方面)を最後のヒルクライムへ
地味に長いヒルクライム。
まあ、この時期は体力強化期間ということで..(苦笑)
遠藤原との分岐を右折します。
この付近はVIPなゴルフ場が隣接しているため、やはり高級外車の往来が激しい..(苦笑)
ゴルフ場の脇道を進みやがてレイクウッドのクラブハウス前に到着
何気なく、振り返って西の方角を眺めると・・・
富士山! さっきまで見えなかったので、この景色は想定外でした
しばらく立ち止まってしまうほどの眺望でした。
こんな絶景を眺めながらティーショットを打てるのなら・・やはりVIPな場所というワケです(笑)
レイクウッドからは谷戸川沿いの林道を下って行きます。
今日の路面状況は斜面より流出した小砂利が多く過酷でした・・
帰路は国道1号は使わずに、大磯郊外の道路を走り大磯駅前へ
その後国道1号で平塚市街へ七夕気分を少し味わいに・・
七夕祭りは今日までですね。
大盛況の様でした。
う回路を二転三転し、湘南大橋(相模川)を渡り、柳島海岸で休憩
今日は波は穏やか
海に浮かぶ幻想的な伊豆大島を眺めながらCRを流してから帰宅しました。
先週ほど暑くはなく静かなエリアをのんびり走れたので、午後からとはいえ意外と楽しい走りが出来ました。
今後も自分の中でのトレーニングセンター(今日のコース)に定期的に通いたいと思います(微笑)
■走行距離 81km
■平均速度 19.8km/h
■平均心拍 141bpm
■最大心拍 188bpm
■走行・活動時間(休憩時間等含む)5時間14分
▲塁積標高(ガーミンbasecamp)±1,402m
▲獲得標高(ルートラボ) 1,065m
土曜日の雨のためか、夏にしては視界が良かったのは秩父だけではなかった様ですね。海あり山あり、その上、富士山まで見る事が出来て最高のロケーションですね。
by tsaii3040 (2016-07-11 00:39)
昨年の3月まで娘夫婦が静岡に住んでいたので、
毎年静岡へ孫と富士山に会いに行ってました。
娘夫婦が栃木に引っ越したので、今年は富士山に
会っていません。
by johncomeback (2016-07-11 06:01)
Creekerさま
富士山がきれいですね。ガスって見えなかったのに突然見えると本当にビックリします。 富士山は被写体として何枚も写しましたが、90%以上満足した写真がありません。ここ数週間、神奈川北部のルートを走っており、富士山にはご無沙汰していますが、荒川CRの川城より遠くに見えた時は、流石にドキッとしました。
天気が良ければ西部を走りたいのですが、どうでしょうか? それにしても熱くなかったですか、私は早朝出発で完全に避暑モードに入っています。
梅雨明けが近そうですね。タフルートに気合が入り始めています。(笑)
by 大型中年 (2016-07-11 06:17)
最初の画像に見惚れました。
日本画のようですねぇ~
***移り行く景色を楽しみながら走ってます*** いいですね。
by cooper (2016-07-11 07:46)
小規模ながらパンチの効いた登坂インターバルができるマニアックなコース…やまゆりライン付近はまだまだ未開拓な場所が多くて探検ライドも楽しそうです。こういう場所に通って自分のペースでコツコツ練習を重ねていくと地脚が鍛えられそうですね!
平塚七国峠の東屋は先週、熱中症にやられて30分ほどぶっ倒れさせてもらった、個人的なエイドステーションです(笑)
by 喫茶こじろう (2016-07-11 23:06)
tsaii3040さま
仰るとおり前日の雨により翌日は視界も良くそれほど暑くもなかったので楽しい走りが出来ました。
この日は前半の写真のとおり、富士山は観れずじまいかと思っていたので、見えた瞬間、思わず雄叫びを上げそうになりました(笑)
by creeker (2016-07-12 00:06)
johncomebackさま
富士山は幼い頃より見える場所に住んでいて見慣れているものの、やはり今回の様に想定外で綺麗な姿で観てしまうと改めて嬉しくなるものです。
神奈川にも是非お越しいただき、富士山鑑賞の旅も楽しめるのではと思います。
by creeker (2016-07-12 00:07)
大型中年さま
今回の記事のトピック写真は「渋沢丘陵からの丹沢山塊」にしようと思っていたのですが、終盤にキセキが起きました!(笑)
やはり県道71号で二宮まで下らずに七国峠へ登って正解でした。
あの写真のシーンはしばらく立ち止まってゴルフ場の囲いからのぞくように撮影したのですが、キャディーさんらしき人が不思議そうな顔をして横を通り過ぎていきました(苦笑)
ここのところロードバイクでの出発時間が遅いので、特に金曜日は早く帰宅出来るよう心掛けたいと思います。
夏生まれにより夏の暑さは好きなので先週のヤビツの様に日中は暑いものの、水分補給さえすればとても楽しい走りが出来るのではと、若い頃の様に変に自信過剰にならないよう少し自制します(笑)
次回は都合と天候条件さえ良ければ今度こそ箱根方面を大汗掻いて登ってみようと計画中です。
by creeker (2016-07-12 00:10)
cooperさま
ありがとうございます。夕日が少し当たっていたので幻想的な写真になりました。
自転車は人力とはいえ今回の様に、移り行く景色を楽しめることを可能にする機敏性があるので、これからもブログ紹介文のような走りを心掛けていければと思います。
by creeker (2016-07-12 00:12)
喫茶こじろう様
まさにマニアックなコースかもしれませんね(嬉)
やまゆりラインは2年前にクロスバイクで初登坂したルートで、その時はあまりにもキツくて「もう自転車で坂道を登のはやめて平地だけにしよう!」と撃沈したとても思い入れのある道です(苦笑)
今こうして普通に登れる様になれたのも、あの時の悔しさがあったからだと思います。
曽我丘陵、渋沢丘陵あたりは探検したくなる様な道がまだまだありそうですので、今度はMTB用のSPDシューズを履いて登ってみようと思いました。
やまゆりライン交通量の少ない程よいアップダウンを繰り返す道なので、身体全体をバランスよく鍛えられる道だと思います。
七国峠の東屋は夏場はいつ行っても無人なので、あらゆる意味で貴重なスポットとしてこれからも活用したいですね
by creeker (2016-07-12 00:15)
素晴らしい景色、それも自転車ならではの撮影ポイントですね。
矢倉岳、80キロ以上の体を持ち上げるのに苦労して登った山。大山、以前はらくらく登った山が、昨年の登山では息も絶え絶えでした。
名文を拝読して懐かしく思い出しています。
by kiyotaka (2016-07-13 16:08)
kiyotakaさま
コメントありがとうございます。
当初、自転車を始めた目的は冬場の運動だったのですが、今は良い景色を探しながら眺めるために走るようになりました。
自転車を始めてからは良い意味で体重も高値ですがキープ出来ているので、まさに一石二鳥の趣味になっております。
by creeker (2016-07-13 22:49)