ヤビツ峠~湘南平 猛暑の午後からヒルクライムへ [東丹沢・ヤビツ・宮ヶ瀬方面]
<菜ノ花台付近からの眺望>
2016年7月3日
今日は午後から猛暑日にもかかわらずヤビツ峠にアタックしてきました。
ヤビツ峠は自転車ブログでも数多く紹介されているほど、神奈川ではとても有名なヒルクライムスポットです。
道のりは国道246号の名古木交差点から丹沢山塊の東部を縦断し宮ヶ瀬まで通じる県道70号線を登っていきます。
そのピークとなる地点がヤビツ峠(標高761m)です。
ヤビツ峠は大山や丹沢表尾根の登山口として秦野駅よりバスが出ていることもあり、山道とはいえ道路もしっかりと整備されているので自転車でもとても走りやすい道です。
本日のルートです。
↓標高は帰路の平塚あたりまでです。
中央がヤビツ峠、右側が湘南平です。
標高の比較ではヤビツ峠は、帰路に登った湘南平の4倍以上あります。
ルート全体イメージ↓
ここ数週間の睡眠不足も昨夜は久しぶりにぐっすりと眠れ、天気の良い休日はやはりスポーツするしかないという思いから、日曜日の正午過ぎに自宅を出発(最近このパターンが多いです)
いつもどおりR134号を西へ向かいます。
湘南大橋(相模川)での気温は30度を表示
相模川河口より太平洋へと向かうジェットスキー
梅雨明けはまだですが、すっかり夏気分ですね
大磯より国道1号で二宮へ
休日の昼下がりなのか、国道1号は意外とガラガラ・・
二宮交差点より、県道71号で秦野方面へ向かいます。
この道はなだらかな登坂が続きます。地味にヒルクライム開始です。
道沿いの電光標識は気温36℃を表示!しかも「注意」?
今日は熱中症対策を心掛けないとまずいと感じました。
頭から湧き出る汗が目に入り、何度も目をこするシーンがありました。
やがて秦野方面への下りに入り、目指すヤビツ峠と大山が近づいてきます
河原町交差点の7-11で休憩し、レッドブルを注入
金目川のせせらぎを聴きながら少しでも頭に上る気を静めようとしますが、それ以上に今日は暑い!(笑)
やがて国道246号の名古木へ
表ヤビツ峠への道のりです↓
7-11の駐車場の片隅で、気休めのストレッチを少しだけしてからヤビツ峠へ向けてのヒルクラスタート!
2箇所の信号も無事クリア
推定12%勾配が約1km続くといわれる蓑毛の急坂へ突入~ やはりキツい..(大汗)
蓑毛バス停ではちょうど秦野行きバスが停車中で多くの登山者が駆け込んでいくシーンを横目に、ひたすら登ります。
少し傾斜が緩む区間があるものの、頭より吹き出る大汗が目に沁みてツラい・・(笑)
以前より少し風景が変わってます
大山も近づいて来た~ 心拍は198bpmを表示
菜ノ花台を通過し、あとどれぐらいだっけ・・と結構ここからが長く感じました
とにかくマイペースで漕ぎ続けます。
今日はとてもローディが少ないように感じました。
やがて・・
ヤビツ峠に到着
あれ、誰もいない??
標高761m 記念に一枚
2年前のGWにクロスバイクで来た時以来、ロードバイクでは初。
一応、タイムを計測していたものの、クロスバイクで登った前回の方が全然早かった..(笑)
今日は余計な荷物も多いし気温も高いし・・と比較と言い訳の材料はたくさんあるものの、やはり少し悔しい気持ちと要因は気になります・・(苦笑)
茶屋ではローディ2名が休憩中でした。こんな猛暑日に登る人は相当筋金入りと推察(自分以外)。
茶屋で買ったダイエットコーラを飲み干し、帰路のことを考慮し、ろくに休憩もせずに来た道を下ります。
やはり下りはサイコ~(当たり前..)
景色も良く爽快に下っていきます。
高取山~弘法山も良く見えます。
アフターヒルクライムのご褒美を満喫
菜ノ花台付近では秦野市街と曽我丘陵の眺望が素晴らしかったです。
そしてすぐ下ると菜ノ花台に到着 ここからの眺望も素晴らしいですね
菜ノ花台は夜景スポットでも有名なので、車で来られるのにもお勧めです。
↓パノラマ写真
ベンチに座ってのんびり休憩 いつ来ても最高な眺めです。
蓑毛の急坂も下りはなんとも清々しい・・(笑)
この後、名古木、河原町交差点を経由し、県道62号で平塚方面へ向かいます。
県道62号で金目川沿いを走ります。この道は途中で路肩が狭まる区間もあり、少し気を遣います。
南金目のローソンで休憩
先週に続き、似たようなものを注入。
シャリシャリ感とほろ苦さが喉が渇いた時にはサイコーです!
金目川沿いのCRに逸れヤビツ峠を振り返ると、下りはあっと言う間だったことを実感
日没時間も長いので、もう一本ヒルクライムへ
やはりあそこへ(湘南平)
通称パンダ坂は14%と言われる直線が続く急坂区間です。
今年3度目の挑戦ですが、今日は完全に消化試合という感覚で登りました(笑)
身体が猛暑という感覚にだいぶ慣れてきたようで麻痺しているかの如く・・
スタンドに自転車を置き、展望台に上ります。
2月に来た時は天使の梯子を拝むことが出来ましたが・・
↑ 東に江ノ島方面の眺め
↑ 西は小田原、箱根方面
↓ そして、先ほどのヤビツ峠、大山、丹沢方面
パノラマで1枚
売店でラムネ味のソフトクリームをオーダー
気温が高すぎて、すぐに溶け始めてしまい味わう間もなく数十秒で完食..(笑)
湘南平から下っていきます。
パンダ坂と言われる所以のパンダ君と1枚
花水川より日も傾いて来た大山を撮影
花水橋よりR134号で西進
追い風の恩恵により35km/h以上の速さをキープ
最後は海岸から烏帽子岩を眺めてから帰宅
午後からスタートとはいえ、猛暑により熱中症対策により水分補給量は約4リットル!(笑)
ヤビツ峠は先週の足柄峠と同等と言われるものの、これだけ気温の差があると今日のヤビツ峠の方がはるかにキツかったです。
過酷なヒルクライムでしたが良い景色を楽しめたので、貴重な午後のひと時となりました(苦笑)。
■走行距離 87km
■平均速度 19.2km/h
■平均心拍 162bpm
■最大心拍 198bpm
■走行・活動時間(休憩時間等含む)6時間05分
▲塁積標高(ガーミンbasecamp)±1,723m
▲獲得標高(ルートラボ) 1,307m
Creekerさま
この暑いのに・・・しかも2本ですか?
私も相当暑さには強い方ですが素晴らしいデス。あれだけ喧噪のヤビツ峠もローディーが2人のようで、その過酷さに驚きます。それにしても写真がきれいですね。写真を見ていると刺激を貰います。土曜日は全く撮っている余裕がなかったので少し反省気味ですが、こんなことで叱咤激励できるもの自転車の奥深さです。
来週末は膝痛が膝痛がなかったようなので、少し負荷を上げるルートを走って見ます。
by 大型中年 (2016-07-04 06:15)
昨日は最高に暑い一日でしたね、登坂ライドお疲れ様です。午後とはいえ、ヤビツ峠のローディ密度がずいぶん少ないですね。私も午前中に名古木セブンを横目に通過しましたが、その時も確かに休憩中のローディがほとんど居られなかったと思いますので、この暑さで挑むヒルクライムの過酷さを物語っているようです。
湘南平は急登区間の路面がもう少し整備されていたら嬉しいのですが、近くて展望に優れるゲレンデですね。
by 喫茶こじろう (2016-07-04 08:07)
ヤビツまで行かれましたか! 健脚ですね。
ヒルクライマーですね! !(^^)!
by Jetstream (2016-07-05 22:01)
大型中年さま
ある程度は予想していたものの、気温の上昇により良いトレーニングとなりました(微笑)
ヤビツでのヒルクライムは過酷な状況が続きましたが、それでもタイム的にギアの段数も少ないクロスバイクで初挑戦した時より大幅に遅れたということは、ギアを落としてかなり手を抜いて漕いでいたのは揺るぎない事実なので反省しきりでもあります(笑)
写真を撮りながらも足付き無しで最後まで登れたことは良い収穫だったのかもしれません。
やはり真夏は涼しい山岳エリアを走るのが良さそうですので、今夏はもう少し標高の高いエリアを走ってみたいと目論んでいるものの、天候急変・ゲリラ豪雨という心配も加わるので、これまで以上に天気予報を注視しながらのライドが増えそうです。
by creeker (2016-07-05 23:38)
喫茶こじろうさま
とても暑い一日ということもあり、名古木からのローディ密度がとても少なかったことに違和感を感じていたのですが、ヤビツ峠に到着した瞬間、ロータリー付近にいつも多くのローディがいるものと思っていたのに無人だったので拍子抜けしてしまいました(笑)
苦労して登った後の下り坂を走るのはとても気持ちの良い感覚ということを今回のヤビツで改めて思いました。
湘南平のパンダ坂はとてもキツいですが、やはり展望台からの景色を期待して登れることが唯一の救いだと思っております。
by creeker (2016-07-05 23:53)
Jetstreamさま
お褒めのお言葉とても嬉しく思います。
でもロードバイクではかなり鈍足の部類だと自覚しておりますので、今回のヤビツはひたすら「完登」を目指して登りました(笑)
ヒルクライムしている際は、数年前の猛暑日に甲斐駒ヶ岳:黒戸尾根の過酷な重装備登山時の感覚が蘇ってきてしまい、ツライものの懐かしい感覚を思い出しながら漕ぎ続けていました(苦笑)
by creeker (2016-07-06 00:13)